以下に 【Windows 10】SSD・HDD のパーティション形式が「MBR」「GPT」どちらなのか調べる方法をまとめました。
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【Windows 10】SSD・HDD のパーティション形式が「MBR」「GPT」どちらなのか調べる方法を徹底解説
Windows 10 のPCを使っていると、「自分のSSD(またはHDD)が MBR なのか GPT なのか知りたい」という場面が意外と多くあります。とくに Windows 11へのアップグレードを検討している場合、UEFIブートを有効にしたいとき、あるいは クローン作業やパーティション変更を行うとき などは、ディスクのパーティション形式を確認することが重要です。
この記事では、Windows 10 に標準搭載されている機能だけを使って、誰でも簡単に MBR と GPT のどちらなのかを確認する方法 を詳しく解説します。
初めての方にも分かりやすいよう、複数の確認手順を画像イメージを交えながら説明しています。
パーティション形式とは?MBR と GPT の違い
まず、SSD・HDD に採用されている パーティション形式の基礎知識 を簡単に整理しておきましょう。
■ MBR(Master Boot Record)とは
MBR は古くから使われているパーティション方式で、以下のような特徴があります。
- 最大 2TB のディスク容量まで対応
- パーティション数は最大 4つ(拡張パーティションを利用すれば追加可能)
- BIOS 形式のブート方式と組み合わせて使われることが多い
古いPCや従来のHDDでよく使われていました。
■ GPT(GUID Partition Table)とは
GPT は比較的新しい規格で、現在の主流です。
- 2TB を超える大容量ディスクに対応
- パーティション数はほぼ無制限(Windowsでは最大128個)
- UEFI ブート方式と相性が良い
- 冗長性が高く、破損に強い
Windows 11 では GPT + UEFI が必須 のため、今後ますます主流となる形式です。
MBR / GPT を調べる方法【4つの手順で解説】
Windows 10 では、標準ツールを使って簡単にパーティション形式を確認できます。
ここでは、定番の 4つの調べ方を順番に紹介します。
1. 「ディスクの管理」で調べる方法(最も簡単)
Windows 標準の「ディスクの管理」ツールで、最も手軽に確認できます。
■ 操作手順
- スタートボタンを右クリック
- 表示されたメニューから
「ディスクの管理」 をクリック - 下部に表示されているディスク(ディスク 0、ディスク 1 など)を右クリック
- 「プロパティ」 を選択
- 「ボリューム」タブをクリック
- 「パーティションのスタイル」に
MBR(マスター ブート レコード)
または
GPT(GUID パーティション テーブル)
と表示される
■ この方法のメリット
- 操作が簡単で誰でも使える
- 視覚的にディスク構成も確認できる
- 追加ツールのインストール不要
最初に確認するなら、この方法が最もおすすめです。
2. 「コマンドプロンプト(diskpart)」で確認する方法
ディスク管理とは別に、コマンドで確認する方法もあります。
■ 操作手順
- スタートメニューを開き「cmd」と入力
- 「コマンドプロンプト」を 管理者として実行
- 以下のコマンドを順に入力
diskpart
続けて
list disk
■ 表示内容の見方
一覧に ディスクごとの情報 が表示され、
右側に 「Gpt」 という列があります。
- Gptの列に 「*」アスタリスクあり → GPT形式
- 空欄の場合 → MBR形式
■ この方法のメリット
- 必ず正確な形式を確認できる
- 複数のディスクを一度に確認しやすい
- 作業に慣れた人には最速
システム管理者やPC作業に慣れている方に向いています。
3. 「PowerShell」で確認する方法
PowerShell からも詳細なディスク情報を取得できます。
■ 操作手順
- スタートメニューで PowerShell と入力
- 「Windows PowerShell」を 管理者として実行
- 以下のコマンドを入力
Get-Disk
■ 表示内容の見方
表示されたリストの中に
- PartitionStyle(パーティションスタイル)
という項目があります。
ここに
- MBR
- GPT
のどちらかが記載されています。
■ この方法のメリット
- list disk より詳細な情報が得られる
- スクリプトから自動判定にも使える
- MBR2GPT の変換検討時に便利
4. システム情報(msinfo32)から調べる方法
もっと手軽に「UEFI」「BIOS」の違いを見たい場合に便利です。
※この方法ではディスクのパーティション形式そのものは見ませんが、
UEFI → GPT である可能性が非常に高い
と判断できます。
■ 操作手順
- Win + R を押して「ファイル名を指定して実行」を開く
msinfo32と入力して Enter- システム情報が開いたら
「BIOSモード」 の項目を確認
- BIOS モードが UEFI → ほぼ確実に GPT 形式
- レガシ(Legacy) → 多くは MBR
※ただし、絶対ではない点に注意(GPT でも Legacy の場合もある)
MBR と GPT のどちらを使うべき?
現在のPC環境では、次の観点から GPT を推奨 します。
■ GPT を選ぶべき理由
- Windows 11 必須条件
- 2TB以上の大容量SSDが使える
- データ破損に強い構造
- UEFI と組み合わせて高速起動が可能
新しいSSDに換装する場合やOSをクリーンインストールする場合は、基本的にGPTを選びましょう。
■ MBR が向いているケース
- 古いPCや古いOSを使用している場合
- レガシBIOSのみ対応のマザーボード
- 特定のソフトや環境の互換性目的
パーティション形式を変換したい場合は?
Windows 10 では、ツールを使わずに MBR から GPT に変換できる「MBR2GPT.exe」 が標準搭載されています。
- Windows 10 Creators Update 以降で利用可能
- データを保持したまま変換可能(ただし事前のバックアップ推奨)
- UEFI モードへの切り替えが必要
MBR → GPT は比較的簡単ですが、
GPT → MBR は基本的にフォーマットが必要になるため注意してください。
まとめ:自分のSSD/HDDが MBR か GPT かすぐ確認できる
この記事では、Windows 10 で SSD や HDD のパーティション形式が「MBR」「GPT」のどちらかを確認する方法をまとめました。
■ 今回紹介した4つの方法
- ディスクの管理(最も簡単・初心者向け)
- diskpart(コマンドプロンプト)
- PowerShell(Get-Disk)
- msinfo32(UEFI / Legacy を確認)
どれも Windows 10 の標準機能だけで行えるため、追加ソフトは不要です。
PCのアップグレード、SSD換装、OS再インストール、Windows 11対応確認など、さまざまなタイミングで必要になる知識なので、ぜひ覚えておきましょう。


