【EXCEL】2つの列から重複している値を探す方法を、まとめた完全版記事です。
Contents
- 【EXCEL】2つの列から重複している値を探す方法を徹底解説|初心者でもできる4つの手順+応用テクニック
- ■ Excelで重複を確認する主な4つの方法
- ■ 方法① 条件付き書式で重複を色付けする(最速・簡単)
- ■ 方法② COUNTIF関数で重複を判定する(結果を「重複」などの文字で出したい場合)
- ■ 方法③ フィルターで重複だけ抽出する(一覧でまとめて見たい場合)
- ■ 方法④ VLOOKUP / XLOOKUPで一致データを表示する(定番の照合方法)
- ■ 【応用編】重複値だけを別のシートにリスト化する
- ■ 【さらに応用】2つ以上の列や表から重複チェックしたい場合
- ■ よくある質問(FAQ)
- ■ まとめ:Excelで2列の重複を見つける方法は簡単!
【EXCEL】2つの列から重複している値を探す方法を徹底解説|初心者でもできる4つの手順+応用テクニック
Excel を使っていると、
「A列とB列に同じ値があるか調べたい」
「2つのリストの共通データを抽出したい」
といった場面はとても多くあります。
例えば:
- 顧客リストの照合
- 商品コードの重複チェック
- メールアドレスの一致確認
- データマージ前の確認作業
- 名簿の統合作業
など、ほぼすべての業務で必要になる作業です。
この記事では、Excelで 2つの列から重複している値を見つける4つの方法 を、初心者にも分かりやすく丁寧に解説します。
すべて画像なしでも分かる手順でまとめているので、ブログ記事としてもそのまま利用できます。
■ Excelで重複を確認する主な4つの方法
Excel では、主に以下の方法で 2 列間の重複を調べられます。
- 条件付き書式を使う方法(重複セルを色付け)※最も簡単
- COUNTIF関数で2列の一致をチェック
- フィルター機能で重複だけを抽出
- VLOOKUP / XLOOKUP を使う方法(照合系の定番)
初心者は① → ② → ③ → ④の順で理解していくとスムーズです。
■ 方法① 条件付き書式で重複を色付けする(最速・簡単)
もっとも簡単な方法は、Excelの 条件付き書式 を使って重複している値を色付けする手順です。
● 手順1:A列とB列を選択する
- A列を選択
- Ctrlキーを押しながら B列も選択
→ A列・B列の2列が同時に選択された状態にする
● 手順2:「ホーム」タブ → 「条件付き書式」を選択
上部メニューの「ホーム」タブにある
条件付き書式 をクリックします。
● 手順3:「セルの強調表示ルール」→「重複する値」を選択
表示されたメニューから
セルの強調表示ルール
↓
重複する値
をクリックします。
● 手順4:好きな色を選んで「OK」
「重複している値」に色をつけるダイアログが表示されます。
赤、黄色、青など好きな色でOKです。
「OK」を押すと…
● 結果:重複しているA列・B列の値が自動で色付け!
Excel が自動で A列 と B列 の一致するデータを検出し、該当するセルを色で強調表示します。
✔ 最速
✔ 完全に自動
✔ 目視で重複が一発で見つかる
初心者に最もおすすめの方法です。
■ 方法② COUNTIF関数で重複を判定する(結果を「重複」などの文字で出したい場合)
次の方法は COUNTIF関数 を使って重複を文字で表示する方法です。
● COUNTIFを使った重複チェック方法
例えば、A列の値がB列に存在するか判定したい場合、C列に以下を入力します。
=IF(COUNTIF(B:B, A2) > 0, "重複", "なし")
● 関数の意味
- COUNTIF(B:B, A2)
→ A2の値がB列にいくつあるかを数える - ”> 0”
→ 1個でもあれば「重複」 - IF(条件, 真の場合, 偽の場合)
→ 文字を表示
● 結果:C列に「重複」「なし」と表示される
データ管理をする際、一覧で重複判定したい場合に便利です。
● 応用:B列側からA列側をチェックすることも可能
同じように、D列でB列 → A列の照合も可能です。
=IF(COUNTIF(A:A, B2) > 0, "重複", "なし")
■ 方法③ フィルターで重複だけ抽出する(一覧でまとめて見たい場合)
2列の重複値だけを絞り込み表示したい場合はフィルターが便利です。
● 手順1:判定列(例:C列)に「重複判定」を作る
方法②で作った COUNTIF の列を利用します。
C列に「重複 / なし」が表示されている状態にしておきます。
● 手順2:「データ」タブ → 「フィルター」をクリック
Excelの上部メニューから
データ → フィルター
を選択するだけ。
● 手順3:C列のフィルターを「重複」に絞り込む
C列に表示されたフィルターマークをクリック→「重複」にチェック。
● 結果:A列の中でB列と一致したデータだけが抽出される
一覧で重複行だけ見たい場合にとても便利です。
■ 方法④ VLOOKUP / XLOOKUPで一致データを表示する(定番の照合方法)
重複しているかどうかの判定だけでなく、
「一致するデータを取り出したい」
場合におすすめです。
● VLOOKUPを使う方法
B列に同じ値があれば「一致」と表示する場合、C列に以下を入力します。
=IF(ISNA(VLOOKUP(A2, B:B, 1, FALSE)), "なし", "一致")
解説
- VLOOKUP(A2, B:B, 1, FALSE)
→ A2 の値をB列から検索 - NAになる = 見つからない
→ ISNAで判断
● 最新のExcelは XLOOKUP が便利
=IF(ISNA(XLOOKUP(A2, B:B, B:B)), "なし", "一致")
XLOOKUPは
- 上下方向どちらでも検索できる
- エラー処理が簡単
- 範囲が柔軟
と、VLOOKUPより強力です。
■ 【応用編】重複値だけを別のシートにリスト化する
重複している値だけを
・別シートに抽出して一覧を作りたい
・第三者に渡したい
というケースもあります。
● 手順
- COUNTIFで重複判定列を作る
- フィルターで「重複」だけに絞る
- 抽出された行をコピー
- 別シートに貼り付ける
● 応用:UNIQUE関数で重複を排除できる
重複を削除してユニーク値だけ一覧化するには
=UNIQUE(A:A)
と入力すればOKです。
Excelのデータ整理は劇的に楽になります。
■ 【さらに応用】2つ以上の列や表から重複チェックしたい場合
実務では、
✔ 3つのリストを突合する
✔ 複数のExcelファイルの顧客リストをマージする
✔ 商品マスターと売上データの照合
など、2列以上の照合もよくあります。
● その場合の方法
- すべての一覧を1つのシートにまとめる
- 各列に COUNTIF または XLOOKUP を設定
- 判定列を複数作る
または
=COUNTIF(範囲1, 対象) + COUNTIF(範囲2, 対象)
など累計で判定する方法もあります。
■ よくある質問(FAQ)
Q1. 文字列と数字が混じっていて重複判定がおかしくなります
Excelは “123” と 123 を別物として扱う ため、うまく照合できないことがあります。
→ 対策
TEXT関数で型を統一します。
=TEXT(A2, "0")
Q2. 大文字と小文字は区別されますか?
Excelの比較は
基本的に大文字・小文字を区別しません。
(例:ABC と abc は一致と判定される)
Q3. 空白セルはどう扱われますか?
空白は一致とは判定されません。
COUNTIFは空白セルも数えるため、必要に応じてIFで除外します。
■ まとめ:Excelで2列の重複を見つける方法は簡単!
最後にポイントをまとめます。
▼ この記事のまとめ
- Excelで重複を探す方法は主に4つ
- 条件付き書式が最速で簡単
- COUNTIFなら「重複」「なし」の文字で判定できる
- フィルターで重複だけ抽出することも可能
- XLOOKUP / VLOOKUP で一致データを取り出せる
- 応用すれば別シートに重複一覧も作れる
- 文字列と数字の混在など注意点もある
Excelでのデータ照合は業務効率化に直結します。
この記事の方法を使えば、どんなリストでも簡単に重複チェックできるようになります。


