以下は 「【Windows】パソコンのキーボード入力履歴・予測変換を削除する方法」 を、
解説します
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【Windows】パソコンのキーボード入力履歴・予測変換を削除する方法を徹底解説
Windows を使っていると、入力した言葉が予測変換に表示される便利な機能があります。しかし、場合によっては「過去の入力履歴を消したい」「間違って覚えさせた予測候補を削除したい」という場面もあります。特に共有パソコンや職場環境などでは、個人情報や検索履歴が残ってしまうのは避けたいですよね。
本記事では Windows 10 / Windows 11 の入力履歴(予測変換)を削除する方法 を、初心者の方でも確実に操作できるよう、画面操作を丁寧に説明しながらまとめました。
IME(Microsoft IME)で覚えさせた単語の削除、手動で予測候補を消す方法、過去の学習データ(辞書の学習履歴)をリセットする方法まで網羅しています。
ぜひこの記事を参考に、安心・安全にパソコンを利用してください。
■ そもそも「入力履歴」「予測変換」とは?
Windows のキーボード入力機能には、利用者が効率よく文字を入力できるように、過去に入力した言葉を学習し、それをもとに予測候補を表示する仕組みが搭載されています。これが Microsoft IME の「入力履歴」「予測変換」 と呼ばれるものです。
- 過去に入力した文章
- よく使う単語
- 変換した漢字の傾向
こうした情報が学習され、次に入力したときに変換候補が自動で提示されます。
しかし便利な一方で、
- プライベートな単語が表示されて困る
- 間違った変換を学習してしまい、ずっと候補に出る
- パソコンを共有するときに履歴を残したくない
といった問題もあります。
そこで 予測変換の履歴を消す方法 が役に立つわけです。
本記事では Windows 10・Windows 11 共通の方法を中心に、最も確実な削除方法 を解説していきます。
■ 方法①:IMEの「学習履歴」をまとめて削除する(最も確実)
まずは、Microsoft IME で学習された“すべての履歴”をまとめて削除する方法です。
これは「すべての予測候補を初期化したい」というときに最適な方法です。
● 手順
【Windows 11 の場合】
- スタートメニュー を開く
- 設定(歯車アイコン) をクリック
- 左側のメニューから 「時刻と言語」 を選択
- 「言語と地域」 をクリック
- 使用している言語(例:日本語)の右側にある
「…(その他のオプション)」→「言語のオプション」 をクリック - Microsoft IME の項目を探し、
「キーボードオプション」→「Microsoft IME の詳細設定」 を開く - 「詳細設定」の中で [学習と辞書]タブ を開く
- 「学習情報を消去」 のボタンをクリック
- 「すべての学習履歴を削除しますか?」→ OK
これで IME が学習した単語履歴が 完全に削除 されます。
【Windows 10 の場合】
操作はほぼ同じですが、設定画面の階層が少し異なります。
- 設定 を開く
- 「時刻と言語」 を選択
- 「地域と言語」 を開く
- 日本語をクリック → 「オプション」
- Microsoft IME の「オプション」を開く
- [詳細設定] をクリック
- 上記と同じく 「学習情報を消去」
学習済みの変換履歴が一括リセットされ、予測候補が初期化されます。
■ 方法②:予測変換の候補を“個別に”削除する方法
一括削除は便利ですが、「この特定の候補だけを消したい」という場合もあります。
例えば誤った単語を覚えてしまった場合や、他人に見られたくない候補だけ消したい場合などです。
● 個別削除の手順(共通)
- メモ帳やブラウザなど、文字を入力できるソフトを開く
- 適当に文字入力し、予測変換候補が表示されている状態にする
- 消したい候補の上にマウスカーソルを合わせる(または矢印キーで選択)
- キーボードの [Delete]キー を押す
- 「予測候補を削除しました」と表示される場合あり
これでその単語だけ予測変換から消すことができます。
※注意点
- Delete キーで消せない候補もあります(辞書に登録されている用語など)
- その場合は後述の「ユーザー辞書の編集」を使用します
■ 方法③:IMEを学習させない(予測変換の学習を止める)
そもそも「履歴を残したくない」という場合は、IME の学習機能をオフにすることができます。
● 設定手順(Windows 10/11 共通)
- 設定 を開く
- 「時刻と言語」
- 「言語と地域」
- 日本語 → 「言語のオプション」
- Microsoft IME → 「キーボードオプション」
- 「Microsoft IME の詳細設定」
- 「詳細設定」の [学習と辞書]タブ を開く
- 「以前の入力内容を使用して入力精度を向上させる」のチェックを外す
これで IME は入力内容を学習しなくなり、履歴が蓄積されなくなります。
特に職場や共用パソコンではこの設定がおすすめです。
■ 方法④:ユーザー辞書から登録語を削除する(辞書編集)
予測変換には「学習履歴」と「ユーザー辞書」の2種類があります。
誤って「ユーザー辞書」に単語が登録されている場合は、辞書から削除する必要があります。
● 手順
- スタートメニュー →「Microsoft IME の設定」
- 「ユーザー辞書ツール」 を開く
- 一覧の中から不要な単語を選ぶ
- 右クリック → 削除
または、
上部メニュー → [編集]→[削除]
これで辞書登録された単語が予測変換から消えます。
■ 方法⑤:Windows の「入力履歴(プライバシー履歴)」を消す
Windows は IME とは別に、アプリや検索の入力履歴を保存しています。
プライバシーを重視する場合はこれも消しておきたいところです。
● 手順(Windows 11)
- 設定 を開く
- 「プライバシーとセキュリティ」
- 「アクティビティ履歴」
- 「このデバイスのアクティビティ履歴を保存する」をオフ
- 「アクティビティ履歴をクリア」 を実行
これでアプリ内の履歴や検索履歴が削除されます。
■ 方法⑥:ブラウザの入力履歴(検索候補)も削除する
Google Chrome、Edge などのブラウザも独自に入力履歴を記憶しています。
予測変換を“消したのにまだ候補が出る”という場合、ブラウザ側が原因の可能性もあります。
● 【Google Chrome の場合】
- 右上の「…」→ 設定
- 「プライバシーとセキュリティ」
- 「閲覧履歴データの削除」
- 「閲覧履歴」「オートフィルのデータ」を選び → 削除
● 【Microsoft Edge の場合】
- 右上の「…」→ 設定
- 「プライバシー、検索、サービス」
- 「閲覧データをクリア」
■ キーボードの予測変換を削除できないときの原因と解決策
「削除したのに候補が残っている」場合、以下の原因が考えられます。
● 1. Office IME が有効になっている
場合によっては Office IME が使われていると、Microsoft IME の設定が反映されません。
IME を Microsoft IME に統一すると解決します。
● 2. サインインしている Microsoft アカウントの同期
Windows は入力履歴をクラウドに同期できる設定があります。
同期がONのままだと復元されることがあります。
▼確認方法
設定 → 「アカウント」 → 「Windows バックアップ」
→ 「入力履歴」の同期をオフ
● 3. アプリ側が履歴を保存している
LINE・Teams・Outlook など独自の入力履歴機能があるアプリもあります。
■ まとめ:目的に合わせて予測変換をリセットしよう
Windows のキーボード入力履歴・予測変換は便利な機能ですが、個人情報を保護したい場合や、誤った変換候補を消したいときには削除が必要です。
本記事では以下の6つの方法を紹介しました。
- 学習履歴の一括削除(もっとも確実)
- 予測候補の個別削除
- IME の学習機能をオフにする
- ユーザー辞書から単語を削除
- Windows のアクティビティ履歴を削除
- ブラウザの入力履歴を削除
特に、プライバシーを守りたい場合や共用パソコンでは、
・学習履歴を削除
・IME の学習機能をオフ
・アカウント同期をオフ
これらをセットで行うと安心です。
Windows の予測変換は少し複雑に見えますが、手順さえ知ってしまえばとても簡単に管理できます。
ぜひこの記事を参考に、快適で安全な入力環境を整えてみてください。


