「Chromeブラウザを常にシークレットモードで使う方法」 をわかりやすくまとめてお届けします。
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Chromeブラウザを常にシークレットモードで使う方法を解説
Google Chrome には、閲覧履歴やキャッシュ、Cookie を残さずにインターネットを閲覧できる シークレットモード(Incognito Mode) が搭載されています。通常は「Ctrl+Shift+N」やメニューから起動する必要がありますが、実は Chrome を常にシークレットモードで起動する設定 が可能です。
この記事では、Windows・Mac・スマホ(Android・iPhone)の各環境で Chromeを常にシークレットモードで使う方法 を、3,000文字以上で詳しく解説します。
■ シークレットモードとは?
まず、シークレットモードの特徴を整理しておきましょう。
● シークレットモードで保存されない情報
- 閲覧履歴
- Cookie
- サイトデータ
- 入力フォームの履歴
- ダウンロードしたファイルの履歴
● シークレットモードでも保存される情報
- ダウンロードしたファイルそのもの
- ブックマーク
- Googleアカウントへの同期内容
- 企業や学校ネットワークのログ
シークレットモードは「完全に匿名になる」わけではなく、「自分の端末に履歴が残らない」という機能と考えるのが正確です。
■ Chromeを常にシークレットモードで起動するメリット
Chrome を常にシークレットモードに固定すると、次のような利点があります。
● 履歴を残さず作業できる
人に見られたくない作業や調べ物をしている場合、毎回手動でシークレットを開く手間が省けます。
● Cookie が残らず広告追跡が減る
サイトにアクセスしても Cookie が残らないため、広告の追跡が減り、よりプライベートなブラウジングが可能。
● キャッシュによる表示速度の問題が減る
常に最新データを読み込むため、古いキャッシュが原因の表示崩れが起きにくくなる。
● 共有パソコンでも安心
家族共有・職場パソコン・学校PCで履歴を残したくない場合に便利です。
■ WindowsでChromeを常にシークレットモードで起動する方法
Windows では Chrome のショートカットに 起動オプション を追加することで、常にシークレットモードで起動できるようになります。
● 手順①:Chromeのショートカットを右クリック
- デスクトップ、またはタスクバーにある Chrome アイコンを右クリック
- 表示されたメニューから 「プロパティ」 をクリック
※タスクバーの Chrome の場合は
右クリック → “Google Chrome” にさらに右クリック → “プロパティ”
● 手順②:リンク先に「–incognito」を追加
プロパティのウィンドウが開いたら、
- 「ショートカット」タブ
- 「リンク先(Target)」欄
を確認します。通常は次のようになっています。
"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe"
ここに 半角スペース + –incognito を追加します。
"C:\Program Files\Google\Chrome\Application\chrome.exe" --incognito
追加したら「OK」をクリックして保存します。
● 手順③:ショートカットから起動する
作成したショートカットから Chrome を起動すると、
常にシークレットウィンドウで起動 するようになります。
タスクバーにピン留めしたい場合は、このショートカットを右クリックして「タスクバーにピン留め」すればOK。
■ MacでChromeを常にシークレットモードで使う方法
Mac の Chrome には Windows のような「起動オプション」設定がないため、ターミナルを使って Automator アプリを作成する方法が一般的です。
● 方法①:Automatorでシークレット専用起動アプリを作る
- 「Automator」を起動
- 新規書類 → 「アプリケーション」を選択
- 「シェルスクリプトを実行」を追加
- 以下のコマンドを入力
/Applications/Google\ Chrome.app/Contents/MacOS/Google\ Chrome --incognito
- ファイル名を「Chrome Incognito」などにしてアプリケーションとして保存
- Dock にドラッグして常用アプリにする
このアプリを起動すると常にシークレットモードで開けます。
● 方法②:ターミナルで直接起動する(簡易版)
open -a "Google Chrome" --args --incognito
起動時だけシークレットにしたい場合はこちら。
■ AndroidでChromeを常にシークレットモードにする方法
Android の Chrome は、Windows のように「常時シークレット固定」は標準機能としてはありません。ですが、以下のような方法があります。
● 方法①:シークレットタブをホーム画面に追加(実質ワンタップ起動)
- Chrome を開く
- 右上のメニュー → 「新しいシークレットタブ」
- シークレットタブの画面で
右上メニュー → 「ホーム画面に追加」 をタップ
すると、ホーム画面に「シークレットタブを開く」専用アイコンが作られます。
● 方法②:ChromeのシークレットモードをPINでロック
よりプライバシーを守りたい場合、
設定 → プライバシーとセキュリティ → シークレットタブを閉じた時にロック
をオンにしておくと、他人に中身を見られません。
● 方法③:シークレットモードをデフォルト化する代替案(ブラウザ変更)
Android Chrome 自体はデフォルト化ができないため、以下のようなブラウザを使う方法もあります。
- Firefox Focus(常にプライベートモード)
- DuckDuckGo ブラウザ(履歴を残さない)
Chrome にこだわらない場合はこちらも有効。
■ iPhone(iOS)でChromeを常にシークレットモードで使う方法
iPhone の Chrome も Android と同じく、標準機能としては完全固定が不可 です。しかし使い勝手を改善する工夫はできます。
● 方法①:シークレットタブ専用ショートカットをホーム画面に追加
iOS Chrome でも同じ手順が可能です。
- Chrome を開く
- メニュー → 新しいシークレットタブ
- シークレットタブ画面の共有ボタン → ホーム画面に追加
タップするだけでシークレットモードが開くようになります。
● 方法②:ショートカットアプリで自動化
iOS の「ショートカット」アプリを使うと、
Chrome をシークレットで起動するショートカットを作成できます。
ショートカットの例
- 「URL を開く」
- URL に
googlechrome://incognitoを設定 - ホーム画面に追加
これでシークレット起動の専用アイコンが作れます。
■ Chromeを常にシークレットモードで使う際の注意点
便利なシークレットモードですが、完全な匿名性はありません。
以下の点は必ず理解しておきましょう。
● ① 企業・学校・ネットワーク管理者には履歴が見える可能性
Wi-Fi や社内ネットワークの管理者は、アクセスしたサイトのログを取得できます。シークレットモードではこれを防げません。
● ② Googleアカウントにログインしていると活動は紐づく
YouTubeやGmailにログインした状態だと、
閲覧した内容がアカウントの履歴に反映される場合があります。
● ③ 拡張機能は動作しない
基本的にシークレットモードでは拡張機能はオフです。
使用したい場合は、
設定 → 拡張機能 → シークレットモードを許可
が必要です。
● ④ Cookie が残らないためログイン状態が保持されない
毎回ログインし直す必要があるサービスもあります。
■ まとめ:Chromeを常にシークレットモードで使うならWindowsが最も簡単
Chrome を常にシークレットモードで使う方法は、
Windows → ショートカットにオプション追加が最も簡単で確実。
Mac も設定可能ですが、iPhone・Android は完全自動にはできません。
■ 簡単まとめ(ポイント整理)
● Windows
ショートカットの「リンク先」に
--incognito を追加するだけ。
● Mac
Automator でシークレット専用アプリ作成。
● Android / iPhone
ホーム画面に「シークレットタブ起動アイコン」を追加して代替。


