以下では、Excelで「値が重複している行を除外する(重複行を削除する・表示から外す)」方法をわかりやすく解説します。
初心者でもすぐに使えるように、**3つの代表的な方法(重複の削除/フィルターで除外/関数で除外)をお伝えします
Contents
【Excel】値が被っている行を除外する方法を解説
Excelでは「重複を消したい」「一覧から重複行だけ除外したい」という場面がよくあります。
例えば、以下のようなケースです。
- 同じIDの行が複数ある → 1つだけ残して重複行を削除したい
- リストの中からユニークな値だけ抽出したい
- 重複行を削除せず、表示だけ除外したい
- 関数を使って重複していない行だけ抽出したい
目的に応じて最適な方法を紹介します。
方法①:データタブの「重複の削除」で重複行を完全に消す
一番シンプルな方法が 「重複の削除」機能を使う方法 です。
重複そのものを消して、1つだけ残したい時に最適。
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■手順
- 対象範囲を選択
(例:A1〜C50) - [データ] タブ → [重複の削除] をクリック
- 重複判定に使う列を選ぶ
- OK を押す
これだけで重複した行が削除され、1つだけ残ります。
■ポイント
- 複数列を指定して「すべて同じ行」だけを重複とみなすことも可能
- 操作後は戻せるように 念のため元データをコピーして保存 しておくのがおすすめ
方法②:フィルターで重複行だけを非表示にする(削除せず除外)
行を消さず、重複行だけを「非表示」にして除外したい場合はフィルターが便利です。
■手順
- 対象範囲を選択し [データ] → [フィルター] をクリック
- 重複判定する列のフィルターボタンを押し
→ [フィルター(色や条件)] → [重複の削除] は使わない点に注意 - フィルターで 「重複を除外する条件」を設定
▼例:関数で「重複かどうか」を判定する列を作る
- 新しい列に次の関数を入れる
=COUNTIF($A:$A, A2) - 結果が 1=重複なし、2以上=重複あり
- フィルターで「1」だけを表示
→ これで重複行を非表示にできます。
方法③:UNIQUE関数で重複行のないリストを作る(元データを維持したまま)
元の表は消さず、ユニーク(重複なし)の行だけ抽出したい場合は UNIQUE 関数が最も便利です。
■使い方(Excel 365 / Excel 2021 以降)
重複を除外したい表が A1:C50 にあるとします。
=UNIQUE(A1:C50)
これだけで 重複行が自動で除外された新しい表を作成できます。
■複数列の重複判定も自動でOK
同じ行(A〜C列の組み合わせ)が重複していれば自動で削除されます。
■元データが増えても自動更新
新しい行を追加すると UNIQUE の結果も自動更新されるため、集計表や名簿作成に最適です。
方法④:条件付き書式で「重複している行」だけ色付けし、あとで手動除外
行自体を削除する前に、重複している行を 色でチェックしたい場合に使えます。
■手順
- 重複チェックしたい列(例:A列)を選択
- [ホーム] → [条件付き書式] → [セルの強調表示ルール] → [重複する値]
- 色を指定して OK
→ 重複部分だけ色が付きます。
その後、フィルターで色付きの行を抽出し、削除または非表示にすることができます。
【まとめ】目的に応じて使い分けよう
Excelで重複行を除外する方法は、用途によって最適解が変わります。
| 目的 | おすすめ方法 |
|---|---|
| 重複行を完全に削除したい | 重複の削除 |
| 削除せず、表示だけ除外したい | フィルター + COUNTIF |
| 重複なしの新しい一覧を作りたい | UNIQUE関数(自動更新) |
| 重複箇所を可視化したい | 条件付き書式 |
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