以下は 【Word】ファイル内の写真・画像データを抽出して保存する方法 を詳しく解説した内容です。
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【Word】ファイル内の写真・画像データを抽出して保存する方法を徹底解説
Word文書にはスクリーンショット、資料画像、写真、ロゴなど、さまざまな画像が挿入されます。しかし、編集作業や別資料への再利用の際に「Wordの中の画像だけを取り出したい」という場面は多いものです。Wordには“画像の一括抽出”の専用機能はありませんが、実は簡単な操作でまとめて保存する方法がいくつか存在します。
本記事では、Windows・Mac どちらでも使える方法を含め、初心者にも分かりやすく手順を徹底解説します。用途別のおすすめ方法や、実務で役立つポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
- Wordから画像を抽出する主な方法一覧
- 方法①:WordファイルをZIP形式として開き、画像を一括抽出する
- 方法②:Webページとして保存し、画像フォルダから抽出する
- 方法③:画像を個別に「図として保存」で取り出す
- 方法④:スクリーンショットより確実!「Snipping Tool」で高画質保存
- 画像がうまく保存できないときの対処法
- 抽出した画像の利用・著作権の注意点
- まとめ:一括抽出ならZIP化、個別抽出なら右クリック保存が最適
1. Wordから画像を抽出する主な方法
Word文章には多くの画像が貼り付けられていますが、用途によって最適な取り出し方法は異なります。まず、どのような方法が存在するかを簡単に整理します。
● 画像を一括保存したい
→ ZIPに拡張子変更して開く方法
→ Webページ(.html)保存で取り出す方法
● 1~2枚だけ取り出したい
→ 右クリック「図として保存」 が最速で高画質
● 画像加工して使いたい
→ Snipping Tool などのキャプチャも便利
あなたの利用目的に合わせて、適した方法を選んでください。これから個別の手順を詳しく解説します。
2. 方法①:WordファイルをZIP形式として開き、画像を一括抽出する
最も効率的で確実な方法が「WordファイルをZIPとして開く」方法です。実はWord(.docx)は中身がXML+画像の集合体であり、ZIPファイルとして扱うことができます。
対応ファイル
- .docx(Word 2007以降)
※.doc(古い形式)は不可
手順
① Wordファイルの拡張子を変更する
- Wordファイルを右クリック
- 「名前の変更」を選ぶ
xxxx.docx
↓
xxxx.zip
に書き換える
4. 拡張子変更の警告が出るが「はい」で続行
② ZIPを開いて画像フォルダを探す
- 変更したファイル(.zip)をダブルクリックして開く
- 次のフォルダへ移動
word
└ media
③ mediaフォルダ内の画像をまとめて取り出す
- すべての写真・画像ファイルが PNGやJPEG形式で保存されている
- そのまま別フォルダにコピーして保存すればOK
メリット
- 最高画質のまま一括抽出可能
- 画像が劣化しない
- 作業が早い
- 大量画像の抽出に最適
デメリット
- ファイル名は「image1.png」のように自動生成
- .docx以外では使えない
大量の画像が入ったWordから素材をまとめて保存したい場合は、この方法が最強です。
3. 方法②:Webページとして保存し、画像フォルダから抽出する(簡単)
ZIP変更が難しい人は、Wordに搭載されている「Webページ保存」機能でも画像を保存できます。
手順
① Wordでファイルを開く
② 「名前を付けて保存」 → 「Webページ(.htm / .html)」を選択
③ 保存先に以下のようなフォルダが作られる
ファイル名_files
この中にすべての画像が保存されています。
メリット
- 拡張子変更が不要
- ワンクリックで画像フォルダ生成
- .doc形式でも利用可能
デメリット
- 画像が圧縮されることがある
- 元の解像度より軽くなる可能性がある
画質より手軽さを優先したい人におすすめです。
4. 方法③:特定の画像のみ保存する「図として保存」
Word内の画像を右クリックすると、簡単にその画像だけを保存できます。
手順
- 抽出したい画像を右クリック
- 「図として保存」を選択
- PNG / JPEG / BMP など形式を選んで保存
メリット
- 必要な画像だけ手軽に保存できる
- 元の解像度のまま保存可能
- 初心者でも簡単
デメリット
- 1枚ずつしか保存できない
- 100枚以上あると作業が大変
少量の画像を扱う場合に最適です。
5. 方法④:スクリーンショットより確実!Snipping Toolなどのキャプチャ
画像を加工したまま取り出したい、Wordの編集ができない…などの場合は、キャプチャツールも選択肢です。
Windows
- Snipping Tool
- Snip & Sketch
Mac
- Shift + Command + 4 で範囲選択
メリット
- 図形と組み合わさった画像などもそのまま取り出せる
- Wordで編集されて小さくなった画像でも、実際の表示サイズで確実に保存できる
デメリット
- 元の画質ではなく表示画質になる
- 画像加工には向くが元データとしては不向き
PowerPoint素材など「見たまま保存したい時」に便利です。
6. 画像がうまく保存できないときの対処法
● 縮小されている画像は画質が落ちる
Wordに貼り付けると画像が自動で圧縮される設定があるため、画質劣化が起きることがあります。
対策
1.
「ファイル」→「オプション」→「詳細設定」
2.
「画像のサイズと画質」→「ファイル内の画像を圧縮しない」にチェック
● 古い「.doc」形式はZIP化できない
.doc → .docx に変換してからZIP化してください。
手順:
「ファイル」→「名前を付けて保存」→「Word文書(.docx)」で保存し直す。
7. 抽出した画像の扱いと著作権の注意
Wordから画像を抽出すること自体は問題ありませんが、使用する際には著作権の範囲に注意が必要です。
● 再利用してよいケース
- 自分が撮影した写真
- 自社で作成した資料
- 商用利用可能なフリー素材
● 注意が必要なケース
- 他者のWord資料
- インターネットから挿入された画像
- 権利者の許可が必要な素材
- 有料ストックフォトや教材
抽出した画像を 外部への公開・商用利用する前に必ず確認しておきましょう。
8. まとめ:目的にあわせて最適な抽出方法を選ぼう
Wordファイル内の画像を抽出する方法はいくつもありますが、用途によってベストな手段は変わります。
● 一括で高画質のまま取り出したい
→ ZIP化して media フォルダから抽出(最強)
● 手軽にまとめて取り出したい
→ Webページ(.html)保存
● 1~2枚だけ取り出したい
→ 右クリック「図として保存」
● 表示状態のまま画像として残したい
→ Snipping Tool / スクリーンショット
これらを使い分けることで、業務効率は大きく向上します。
特にZIP方式は知らない人が多いですが、最も確実でプロがよく使う方法です。Wordの資料整理やプレゼン資料作成の際に、ぜひ活用してみてください。


