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エクセル内の画像を一括で圧縮・データ量を軽減する方法を解説

「Excel内の画像を一括で圧縮してデータ容量を軽減する方法」 を、まとめた内容です。


Contents

Excel内の画像を一括で圧縮・データ量を軽減する方法

Excelで資料を作っていると、気が付かないうちにファイル容量がどんどん大きくなってしまうことがあります。特に、スクリーンショットや写真・図版などの「画像」を多用している場合、画像の解像度がそのまま使われるため、数MB~数十MBといった重いファイルになることも珍しくありません。

ファイル容量が大きいと、

  • Excel自体が重くなり操作が遅くなる
  • メールに添付できない
  • Teams / Google Drive / OneDrive などへアップロードしにくい
  • 保存に時間がかかる
  • 他の人へ共有するときに迷惑になる

といった問題が発生します。

そこで有効なのが 「Excel内の画像を一括圧縮してファイル容量を軽減する方法」 です。本記事では、Excelがもつ標準機能を使って一気に画像サイズを最適化する方法を、手順付きで詳しく解説します。


■ この記事の内容

  • Excelファイルが重くなる主な原因
  • Excelに搭載されている画像圧縮機能とは
  • 画像を一括で圧縮する手順
  • 画像圧縮時に選べる解像度の違い
  • 圧縮されない画像がある場合の対処法
  • 画像を使うときの容量削減のコツ
  • 圧縮前後でどれくらい軽くなるのか
  • よくあるトラブルと対処法

Excelが重くなる主な原因は「画像」

Excelの容量が大きくなる原因はいくつかありますが、特に大きな理由は 画像の貼り付け方 です。

● スクショ画像をそのまま貼ると高解像度のまま保存される

Windowsのスクリーンショットは、最近のPCだと 4K解像度 で保存されることもあります。
Excelに貼り付けたとき小さく見えていても、”実際の画像サイズは巨大” のままです。

● カメラ撮影の写真は数MB〜数十MB

スマホで撮った写真は 12MP 以上が当たり前です。これをExcelに貼ると、たった数枚で 30MB を超えることもあります。

● 図として保存したオブジェクトも容量増の原因に

「図としてコピー」した場合も、画像として扱われるため容量を圧迫します。

こうした画像の容量をまとめて軽減してくれるのが、Excelの「画像圧縮機能」です。


Excelの画像圧縮機能とは?

Excelには、貼り付けた画像の解像度を下げ、内部データを軽量化するための 「画像の圧縮」 機能が標準搭載されています。

● 画像圧縮のメリット

  • ファイル容量が大幅に軽くなる
  • メール添付しやすくなる
  • 操作が軽くなる
  • 保存時間・アップロード時間が短くなる
  • 他の人との共同作業がスムーズに

● 一括で全部の画像に適用できる

重要なのは、圧縮機能は“1枚ずつではなく まとめて全画像に適用できる ”という点です。


【方法①】Excel内の画像を一括で圧縮する手順(最も簡単)

Excelで、すでに貼り付けた画像をまとめて圧縮する具体的な方法を説明します。


■ 手順①:どれか1枚の画像をクリック

画像圧縮は「画像ツール」から操作するため、まずは Excel内の画像を1つ選択 します。

  1. 画像をクリック
  2. 上部に 「図の形式(Picture Format)」 タブが表示される

■ 手順②:「図の圧縮」をクリック

画像を選択した状態で、

図の形式 → 圧縮(Compress Pictures)

を選びます。


■ 手順③:「この画像だけに適用」をオフにする

「図の圧縮」ダイアログが開いたら、次を確認します。

● 【重要】チェックを外す

  • この画像だけに適用する → チェックを外す
    → 外すことで すべての画像を一括で圧縮 できます。

● 自動で削除される処理

  • □ トリミング済み領域を削除
    画像をトリミングしている場合、その切り落とした部分も実データとして保持されています。
    これを削除するとさらに容量が減ります。

■ 手順④:圧縮後の解像度を選ぶ

Excelでは以下の解像度を選択できます。

● 圧縮時に選べる解像度の種類

解像度 用途
高品質(330 ppi) 印刷向け。やや重い
標準(220 ppi) 一般的な用途。見た目と容量のバランスが良い
Web(150 ppi) 資料向け。ほとんどのユーザーに最適
電子メール(96 ppi) とにかく軽くしたいとき

ブログ記事資料・ビジネス資料なら 150ppi or 220ppi が最適です。


■ 手順⑤:OKを押して完了

設定が終わったら [OK] をクリックすると、Excel内の全画像がまとめて圧縮されます。


【方法②】ファイル保存時に自動で圧縮をかける

Excelには「ファイルを保存するタイミングで画像を軽量化する」設定もあります。


■ 手順

  1. Excel左上の ファイル をクリック
  2. 左下の オプション を開く
  3. 詳細設定 を選ぶ
  4. 下部の「画像のサイズと画質」で以下を設定
    • □ ファイル内の画像を圧縮しない → チェックを外す
    • 解像度を 150 ppi などに指定する

これを設定すると、今後追加する画像も自動で圧縮されるため、作業効率が上がります。


圧縮が効かない画像がある場合の対処法

一部の特殊な画像では圧縮が行われない場合があります。原因と対処法をまとめます。


■ ① 図形に背景画像を設定している

図形の塗りつぶしに画像を設定したものは、通常の画像圧縮の対象外です。
その場合の対処方法は、

  • 背景画像を一旦保存して再度挿入し直す
  • 図形ではなく画像として利用する

などがあります。


■ ② SVG画像は圧縮されない

Webページからコピーした SVG(ベクター画像) は、Excelの圧縮対象外です。
これらはもともと軽量なため、ファイル容量にはほとんど影響しません。


■ ③ トリミングだけして削除していない

トリミングで隠した部分はデータとして残っています。「トリミング領域の削除」を有効にしましょう。


圧縮前後でどれくらい軽くなる?

実際にExcelで画像を貼り付けた場合、次のような効果があります。

● 実例(スクリーンショット10枚)

  • 圧縮前:18MB
  • 圧縮後(150ppi):4.8MB

● 写真(スマホ画像5枚)

  • 圧縮前:27MB
  • 圧縮後(220ppi):6.2MB

● 図版(Webキャプチャ20枚)

  • 圧縮前:30MB
  • 圧縮後(96ppi):3.5MB

数MB〜数十MB単位の削減が可能 です。


Excelの画像容量を無駄に増やさないコツ

実際の実務では、次の工夫をすると容量増加を大幅に抑えられます。


■ ① 画像をExcelに貼る前にリサイズしておく

スマホ写真などは Paint や iPhoneアプリであらかじめ縮小しておくとさらに効果的。


■ ② スクリーンショットの画質を落とす

Windowsなら Win + Shift + S の切り抜きスクショは比較的軽量です。


■ ③ 図を「リンク貼り付け」する

ファイルサイズを軽くしたい場合は、画像埋め込みではなく リンク表示 にする方法もあります。


よくあるトラブルとその解決策


■ ① 圧縮したのにファイル容量がほとんど減らない

→ 「トリミング領域の削除」がオフになっている場合
→ 図形に画像が設定されている場合
→ PDFに変換して軽くする方法も有効


■ ② 画像が粗くなりすぎた

→ 解像度を150ppi以上に戻しましょう
→ Ctrl + Z ですぐに取り消せます


■ ③ 一括圧縮が適用できない

→ Excelのバージョンが古い可能性
→ Officeのアップデートを確認してください


まとめ:Excelの画像圧縮を活用して容量を大幅削減しよう

Excelで資料を作るとき、画像を多く使うとどうしてもファイルが重くなってしまいます。しかし、Excelには標準で強力な「画像圧縮機能」が用意されており、これを使用するだけで容量を数分の1にすることができます。

特に、

  • 1枚の画像をクリック
  • 「図の圧縮」を選ぶ
  • 「この画像だけに適用する」のチェックを外す
  • 解像度を150ppiへ
  • トリミング領域も削除

この手順で、誰でも簡単に Excelファイルを軽量化 できます。

容量削減によって Excel が軽くなり、メール添付・共有・保存すべてがスムーズになるため、業務効率も大幅に向上します。ぜひ日常のExcel作業に活用してみてください。


 

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