「【PowerPoint】フォントを一括置換変更する方法を紹介します。ぜひお役立てください♪
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【PowerPoint】フォントを一括置換変更する方法を紹介
PowerPoint で資料を作っていると、あとから「やっぱり別のフォントにしたい」「全スライドのフォントを統一したい」と思う場面はよくあります。
特に、他の人からもらった資料・テンプレートを編集する場合、スライドごとにフォントがバラバラで見た目が揃わない、どこにどんなフォントが使われているのかわからない、といった問題が起こりがちです。
そんなときに便利なのが PowerPointの「フォントの置換」機能 です。
この機能を使えば、すべてのスライドに使われている特定のフォントを、たった数クリックで別のフォントへ一括で変更できます。
この記事では、
- フォントを一括置換する手順
- 置換ができないケースの対処法
- スライドマスターとの関係
- 資料作りでフォントを統一するためのポイント
などを、3,000文字以上で丁寧に解説していきます。
■ フォントを一括置換するメリット
まずは、一括でフォントを置換できると何が便利なのかを整理しておきましょう。
● ① スライド全体のデザインを統一できる
資料の印象を大きく左右するのがフォントです。
フォントがページによって違うと、読みづらかったり統一感がなくなってしまいます。
一括置換すれば、資料全体の雰囲気が一瞬で整います。
● ② 大量ページでも手間が激減
50枚、100枚とページ数が多くても、手作業で直す必要がなく、作業時間が大幅に短縮できます。
● ③ 他者からの資料を整形するときに便利
企業・学校・チーム内など、複数人でPowerPointを扱う場合、フォントのルールがバラバラなことは珍しくありません。
置換機能を使えば、受け取った資料をすぐ自分たちのフォーマットに揃えられます。
■ 【PowerPoint】フォントを一括置換する手順
PowerPoint の標準機能「フォントの置換」を使うことで、一括変更が可能です。
Windows版・Mac版ともに基本操作は同じです(Mac はメニュー名称が少し異なります)。
◆ 手順①:[ホーム]タブを開く
まず、PowerPoint上部のリボンから [ホーム]タブ をクリックします。
◆ 手順②:[置換] → [フォントの置換]を選択する
- ホームタブの右側にある「編集」グループを探します
- その中から [置換] をクリック
- 表示されるメニューから [フォントの置換] を選択
すると、「フォントの置換」ダイアログボックスが表示されます。
◆ 手順③:置換前のフォントを選ぶ
「置換するフォント」の欄には、スライド内で使われているフォントの一覧が表示されます。
例:
- メイリオ
- Yu Gothic
- Calibri
- MS Pゴシック
- Arial
置き換えたいフォントを選択します。
もしここに表示されていないフォントは、その資料内で使われていないか、または画像として貼り付けられている可能性があります(後述)。
◆ 手順④:置換後のフォントを選ぶ
次に「置換後のフォント」の欄から、変更したいフォントを選びます。
よく使われるフォント例
- 企業資料向け: メイリオ / Yu Gothic / 游ゴシック
- ビジネス標準: Calibri / Arial
- デザイン用途: Noto Sans / Source Han Sans など
選択が完了したら [置換] をクリックします。
◆ 手順⑤:置換後の確認をする
置換を実行すると、すべてのスライドの該当フォントが一瞬で変更されます。
変更されているかどうか、いくつかのスライドを確認しておきましょう。
■ フォント置換ができないケースと対処法
フォントの置換機能を使っても反映されない場合があります。
それぞれの原因と対策を見ていきましょう。
◆ ① 画像として貼り付けられている文字
PDF を画像として貼り付けた資料や、画像化したテキストはフォント置換の対象外です。
対処法:
- 画像の元データを修正する
- OCRツールやPowerPointの「画像からテキストをコピー」を使ってテキスト化する
- 必要があればスライドを作り直す
◆ ② スライドマスターに設定されたフォント
スライドマスターで設定されたフォントは、一括置換だけでは変わらないケースがあります。
対処法:
- メニュー[表示] → [スライドマスター]を開く
- マスター上のフォントを変更
- 閉じる
詳しくは後述します。
◆ ③ テキストボックスごとにフォントがバラバラ
一部の文字だけフォントが変わっていなかったり、箇条書きの一部だけ変更されなかったりする場合は、手動で設定されているケースがあります。
対処法:
- 手動でフォントが設定されていないか確認
- スライドマスターに準拠しているかチェック
◆ ④ フォントがパソコンにインストールされていない
置換したいフォントがPCに入っていない場合、正しく置換できません。
対処法:
- 使いたいフォントをインストールしてから操作する
- Office 公式フォントやWebフォントの使用も検討
■ スライドマスターでフォントを統一する方法
フォント置換だけでは完全に統一できない場合にも、スライドマスターを使うことで全ページに適用できます。
◆ スライドマスターとは?
PowerPoint 全体をデザインする「設計図」のような機能で、
- タイトルのフォント
- 本文のフォント
- 箇条書きスタイル
- 色
- 配置
などを一括で管理できます。
◆ スライドマスターを開く手順
- [表示]タブ をクリック
- [スライドマスター] を選択
画面左側にさまざまなレイアウトのマスターが表示されます。
最上位の「スライドマスター」を変更すると、すべてのレイアウトに反映されます。
◆ マスターでフォントを変更する
- スライドマスターを選択
- テキスト部分をクリック
- 標準フォントを好きなものに変更
- 必要に応じて各レイアウトも編集
- [スライドマスターを閉じる]をクリック
こうすることで、これから作るスライドはすべてそのフォントになります。
■ フォント統一のためのポイント(実務向け)
資料作成の現場でフォントを統一するためのコツも紹介しておきます。
◆ ① 企業資料は「標準フォント」を決めておく
例えば、
- 見出し:游ゴシック Bold
- 本文:游ゴシック Regular
- 注釈:メイリオ
などの統一した規則を決めておくと、資料の品質が安定します。
◆ ② テンプレートを必ずスライドマスターで作る
市販テンプレートや無料テンプレートの中には、マスター構造が崩れているものもあります。
資料を作る前にテンプレートを整備する と、後の修正がぐっと楽になります。
◆ ③ デザイン性の強いフォントは使い過ぎない
凝ったフォントは視認性が落ちたり、PC環境で正しく表示されないことがあります。
ビジネス資料なら 明朝・ゴシック中心が無難 です。
◆ ④ PDF化前に必ずフォントチェックをする
フォントが埋め込まれないと、相手のPCで別のフォントに置き換わってしまうこともあります。
提出前にPDFで確認すると安心です。
■ まとめ
PowerPoint には、資料全体のフォントを一瞬で変更できる 「フォントの置換」機能 が備わっています。この機能を使えば、フォントの統一作業にかかる時間を大幅に短縮できます。
◆ 今日のまとめポイント
- PowerPoint の[ホーム]→[置換]→[フォントの置換]で一括変更できる
- スライドマスターが原因で変わらない場合はマスター編集が必要
- 画像の文字は置換できない
- 大量ページの資料でも数秒でフォント統一が可能
- 企業資料はフォントルールを整えておくと効率アップ
PowerPoint を使ううえで、フォント統一は資料の完成度を大きく左右する重要ポイントです。
ぜひこの記事を参考に、見やすく整った資料作成に役立ててください。


