以下に 「Windows OS のライセンスの種類を調べる方法」 を解説します
Contents
- Windows OS のライセンスの種類を調べる方法を徹底解説【初心者でもわかる】
- そもそも Windows のライセンスとは?
- Windows の代表的なライセンス種類
- 自分の Windows がどのライセンスか調べる方法
- 1. 「設定」からライセンスの状態を確認する
- 2. コマンドプロンプトでライセンス種別を確認する
- 3. コマンド「slmgr /xpr」で認証の期限を確認
- 4. PowerShell で確認する方法
- 5. パッケージの有無で判断(パッケージ版の場合)
- ライセンスごとの移行・再インストールの可否まとめ
- ライセンス確認時の注意点
- まとめ:Windows のライセンスはコマンド確認が一番確実
- ブログ記事としての締め:ライセンスの理解はトラブル回避につながる
Windows OS のライセンスの種類を調べる方法を徹底解説【初心者でもわかる】
Windows を利用していると、ふと「自分のパソコンってどんなライセンスで動いているんだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?
Windows には複数のライセンス形態が存在し、それぞれ 再インストール可能かどうか、別のPCへ移行できるか、サポート内容 が大きく異なります。
この記事では、以下を中心に徹底解説します。
- Windows OS に存在するライセンスの種類
- 実際に自分の Windows のライセンスがどれに該当するかの調べ方
- ライセンスごとの特徴、メリット・デメリット
- ライセンス確認時の注意点
初心者の方でも余裕で理解できるよう、画面操作・コマンドなどを丁寧に説明していきます。
そもそも Windows のライセンスとは?
Windows OS は、購入した時点で利用できるわけではなく、マイクロソフトが発行している 利用許諾(ライセンス)に基づいて利用が認められている状態です。
このライセンスは、Windows Update、再インストール、PC交換時の挙動などに深く関わります。
ライセンスが正しく認証されていないと、画面右下に「Windows をライセンス認証してください」と表示され、機能制限がかかることもあります。
Windows の代表的なライセンス種類
まずは、Windows の代表的なライセンスの種類を把握しておきましょう。
1. DSP 版(OEM 版)
PCメーカーやショップ PC に付属するライセンスです。
特徴
- PC に最初からインストールされている Windows(メーカー製PCなど)
- その PC に紐付いているため、他の PC に移行できない
- 再インストールは可能だが、基本的に同じハードウェアでのみ許可される
- プロダクトキーは貼り付けされている場合が多い(最近はデジタルライセンス化)
メリット
- PCとセットでお得に手に入る
- 初期状態で利用開始でき、初心者向け
デメリット
- PCを買い替えた際にライセンスを移行できない
2. パッケージ版(リテール版)
家電量販店やオンラインで購入できる、最も自由度の高いライセンス。
特徴
- 他のPCへ移行可能
- プロダクトキーが付属している
- 再インストールが比較的自由
メリット
- PCを買い替えてもライセンスを移行できる
- 自作PCユーザーに好まれる
デメリット
- 価格が高い
3. ボリュームライセンス(企業・学校向け)
企業や学校など、複数PCに展開するためのライセンス。
通常の個人利用ではほぼ登場しません。
特徴
- MAK(Multiple Activation Key)
- KMS(Key Management Service)
などの認証方法がある。
一般ユーザーが扱う場面はほぼないので、この記事では詳細説明は割愛します。
自分の Windows がどのライセンスか調べる方法
ここからが本題です。
Windows では、以下のような方法でライセンスの種類や認証形式を確認できます。
1. 「設定」からライセンスの状態を確認する
Windows 10 / 11 共通で、まずは基本的な確認方法として「設定」アプリからライセンス認証状況を確認できます。
手順
1. スタートメニュー → 「設定」を開く
2. 「システム」をクリック
3. 左メニューから「ライセンス認証」を開く
ここで以下の情報が表示されます。
- Windows のエディション(例:Windows 11 Home、Pro)
- ライセンス認証の状態
- デジタルライセンスかどうか
表示されるメッセージ例
●「Windows はデジタル ライセンスによってライセンス認証されています」
これは Microsoft アカウントと紐づくデジタル認証で、プロダクトキーが物理的に不要になっている状態です。
DSP版・パッケージ版どちらにもありえますが、後述のコマンドで種類を判断できます。
2. コマンドプロンプトでライセンス種別を確認する
Windows では詳細なライセンス情報を確認できるコマンドが用意されています。
最も正確に確認したい場合、この方法が有効です。
使用するコマンド
slmgr /dli
実行方法
- スタートメニューを開く
- 「cmd」と入力してコマンドプロンプトを右クリック
- 「管理者として実行」を選ぶ
- コマンドに以下を入力し Enter
slmgr /dli
するとWindows Script Host の小ウィンドウが開き、以下の情報が表示されます。
表示される主な項目
● ① ライセンスの種別情報
- OEM(メーカー/DSP版)
- Retail(パッケージ版)
- Volume(企業向けVL版)
● ② 部分プロダクトキー
ライセンスの末尾 5 桁が表示される
● ③ ライセンスの状態
ライセンス認証済みかどうか
種類判別のポイント
- OEM と表示 → DSP 版(メーカーPC)
- Retail と表示 → パッケージ版
- Volume と表示 → 企業向けライセンス
最も判断しやすいポイントです。
3. コマンド「slmgr /xpr」で認証の期限を確認
追加で以下のコマンドも役立ちます。
slmgr /xpr
これで、ライセンスの有効期限が表示されます。
●「このマシンは永続的にライセンス認証されています」と表示
→ 正しい Retail または OEM ライセンス
● 有効期限付き
→ Volume ライセンス(KMS 認証の可能性あり)
企業PCや学校PCを個人利用すると問題になるため、要注意です。
4. PowerShell で確認する方法
PowerShell でも類似情報を取得できます。
手順
- Windows キー + X
- 「Windows PowerShell(管理者)」を選択
- 以下を入力
wmic path softwarelicensingservice get oa3xoriginalproductkey
結果
- プロダクトキーが表示 → 主に OEM 版
- 空欄 → デジタルライセンスや Retail の可能性
5. パッケージの有無で判断(パッケージ版の場合)
購入時に以下のような物理パッケージがあれば リテール版確定 です。
- USB メディア付き
- シリアル番号の紙
- 紙箱入りパッケージ
DSP 版は PC 部品に付属するため、単体箱では販売されません。
ライセンスごとの移行・再インストールの可否まとめ
以下にライセンスと移行の可否をまとめます。
| ライセンス種類 | 他PCへ移行 | 再インストール | メリット |
|---|---|---|---|
| OEM(DSP版) | × | ○(同一PC) | 価格が安い、PCに付属 |
| Retail(パッケージ版) | ○ | ○ | 自作PC向き、自由度高い |
| Volume(企業向け) | × | △ | 業務用で大量展開に便利 |
ライセンス確認時の注意点
確認するときには、以下に注意してください。
1. 企業・学校PCの Windows を個人利用しないこと
Volume ライセンス(KMS/MAK)で認証済みの PC を個人が使用することはライセンス違反です。
2. プロダクトキーは外部へ絶対に漏らさない
プロダクトキーはコピーされると不正利用の原因になります。
3. 中古PCはライセンス状態に注意
中古PCには以下のようなケースがあります。
- 本来の OEM キーが削除されている
- Volume ライセンスで不正に認証されている
- 新規プロダクトキーが必要になる場合がある
中古PCを購入した際は必ずライセンス状態をチェックしましょう。
まとめ:Windows のライセンスはコマンド確認が一番確実
Windows のライセンス種類は
- OEM
- Retail
- Volume
のどれかに分類されます。
最も確実な判別方法は次の2つです。
● ライセンス種別の確認
slmgr /dli
● 有効期限の確認
slmgr /xpr
設定画面では分からない詳細情報も、これらのコマンドを使えば把握できます。
ブログ記事としての締め:ライセンスの理解はトラブル回避につながる
Windows のライセンスは、普段は意識しないものですが、
- PC の買い替え
- 自作PCへの移行
- 再インストール
- 中古PCの購入
といった場面で大きく関わります。
正しいライセンスを把握しておけば、不意に認証エラーが起こるリスクを避けられます。
この記事を参考に、今のPCがどのライセンスで動いているか、ぜひ一度確認してみてください。


