以下では、【Windows 10】BIOS モードが「UEFI」なのか「レガシーBIOS」なのか確認する方法を、解説します
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【Windows 10】BIOS モードが「UEFI」か「レガシーBIOS」か確認する方法を徹底解説
Windows パソコンを使っていると、時々「あなたのPCは UEFI? それとも レガシーBIOS?」といった話題が出てきます。特に、OS 再インストール、セキュアブート対応ソフトの利用、ストレージ換装、BitLocker、TPM 2.0、Windows 11 アップグレードの可否など、さまざまな場面で BIOS モードの違いが重要なポイントになることがあります。
しかし、普段あまり意識しない部分なので「自分のPCが UEFI なのか レガシーBIOS なのか分からない」という人も多いでしょう。
この記事では、Windows 10 で BIOS モードを簡単に確認する方法を、初心者でも理解しやすいように、画面のどこを見ればよいか、複数の確認方法を含めて詳しく解説していきます。
はじめてパソコン内部の仕組みに触れる人でも安心して読み進められるように、基礎知識から丁寧に説明しています。
BIOS モードとは?「UEFI」と「レガシーBIOS」の違い
BIOS モードを確認する前に、簡単に「UEFI とレガシーBIOSって何?」を押さえておきましょう。
■ レガシーBIOSとは?
昔からパソコンに使われている、古い規格の起動システムです。
特徴をまとめると次の通りです。
- 古くから使われてきたシンプルな仕組み
- 2TB 以上の HDD や SSD を起動ディスクにできない
- GPT ではなく MBR 形式でディスクを管理
- 高度なセキュリティ機能(セキュアブート)が利用できない
長年使われているため互換性に優れていますが、近年のセキュリティ・大容量ディスク環境には不向きになっています。
■ UEFIとは?
UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)は、レガシーBIOSの後継として登場した新しい規格です。
- 2TB 以上の大容量ディスクを起動ディスクにできる
- GPT形式に対応
- セキュアブートが利用できる
- GUI(マウス操作できる画面)を備える機種も多い
- 高速起動に対応
最近のパソコンはほぼすべて UEFI を採用しています。
■ 自分のPCがどちらかを確認する理由
- Windows 11 アップグレード可否に関わる
- セキュアブート対応ソフト(ゲーム・DRMなど)が使えるか
- クリーンインストールの設定を決めるため
- SSD 換装時のクローン方式が変わる(MBR ⇔ GPT)
- トラブルシューティングの判断材料になる
つまり BIOS モードは現代のPC運用において欠かせない重要情報です。
方法①:システム情報から BIOS モードを確認する(最も簡単)
Windows 10 で最も手軽で確実なのが、「システム情報」から確認する方法です。
■ 手順
1. Windows キーを押して検索バーを開く
画面左下のスタートボタンをクリック、またはキーボードの Windows キーを押します。
2. 「システム情報」と入力
検索結果に「システム情報」というアプリが表示されるので開きます。
3. 「BIOS モード」を確認
システム情報画面が開いたら、次の項目を探します。
- BIOS モード
ここに表示される内容が以下のどちらかになります。
- UEFI → あなたの PC は UEFI で動作中
- レガシー → あなたの PC はレガシーBIOS モード
■ 表示例
- BIOS モード:UEFI
- BIOS モード:レガシー
たったこれだけで確認できます。
一番おすすめの方法です。
方法②:ディスクのパーティション形式(GPT / MBR)から判断する
BIOS モードは、起動ディスクのパーティション形式とも関連しています。
- UEFI → GPT
- レガシーBIOS → MBR
このため、ディスク管理画面でパーティション形式を確認して間接的に判断する方法もあります。
■ 手順
1. Windows + X キーを押し、「ディスクの管理」を開く
ショートカットで簡単に開けます。
2. 起動ドライブ(通常は「ディスク 0」)を右クリック
「ディスク 0(基本データ領域)」などと表示されている部分です。
※注意:Cドライブのボリュームではなく、ディスク番号を右クリック。
3. 「プロパティ」をクリック →「ボリューム」タブへ
4. パーティションの形式を確認
表示例:
- パーティションスタイル:GUID パーティションテーブル(GPT)
- パーティションスタイル:マスターブートレコード(MBR)
■ 結果の読み方
- GPT なら UEFI モード
- MBR なら レガシーモード(BIOS)
ただし、OS 再インストール時に意図的に MBR のまま UEFI でブートさせるなど特殊なケースもあるため、方法①の「システム情報」の方が確実です。
方法③:msinfo32 コマンドで確認(方法①と同じ画面を開く高速手順)
Windows の「ファイル名を指定して実行」画面から直接開く方法です。
■ 手順
- 「Windowsキー + R」を押す
msinfo32と入力- Enter キーでシステム情報が開く
- 「BIOS モード」を確認
表示される内容は方法①と同じです。
方法④:コマンドプロンプトで確認(上級者向け)
直接 BIOS モードの文言が出るわけではありませんが、ディスクが GPT または MBR かをコマンドラインで確認できます。
■ 手順
- スタートメニューで「cmd」と入力し、コマンドプロンプトを開く
- 以下のコマンドを入力
diskpart
- 次に
list disk
- 「GPT」という列に「*」が付いていれば GPT。
■ 読み方
- GPT に * が付いている → UEFI
- GPT に * が付いていない → レガシーBIOS(MBR)
ただしコマンド操作は誤操作のリスクがあるため、初心者にはおすすめしません。
方法⑤:起動時の BIOS / UEFI 画面から判断する
PC 起動時に BIOS 画面に入ることで、どちらの形式かを確認することもできます。
■ 起動時に BIOS 画面に入るキー
メーカーにより異なりますが、一般的には以下のどれかです。
- F2
- F12
- Delete
- ESC
起動ロゴの画面でこれらを連打すると入れることが多いです。
■ UEFI の場合
- マウス操作可能
- カラフルでグラフィカルな画面
- 「Secure Boot」「Fast Boot」「UEFI」などの項目がある
■ レガシーBIOSの場合
- 青や黒のテキスト画面
- キーボード操作のみ
- 画面がシンプルで古いデザイン
ただしメーカーによって画面デザインは大きく異なるため、判定しづらい場合もあります。
BIOS モードの違いによる影響まとめ
以下では、BIOS モードが異なることで何が変わるのか、ユーザー視点で分かりやすくまとめています。
■ Windows 11 アップグレード条件
- UEFI + セキュアブート + TPM2.0 が必須
→ レガシーBIOSでは Windows 11 へアップグレード不可
■ SSD 換装・クローン
- レガシーBIOS → MBR 形式
- UEFI → GPT 形式
→ 異なる形式のままクローンすると正常に起動できない
■ セキュリティ
- UEFI はセキュアブート対応
- レガシーBIOSは非対応でセキュリティ上やや不利
■ 起動速度
- UEFI の方が高速起動に対応することが多い
つまり、現在の標準は確実に UEFI です。
まとめ:最も簡単なのは「システム情報」で確認
最後に要点をまとめます。
| 確認方法 | 難易度 | メリット |
|---|---|---|
| 方法①:システム情報 | ★最も簡単 | 正確で迅速 |
| 方法②:ディスク管理 | ★★ | MBR/GPTも分かる |
| 方法③:msinfo32 | ★ | 画面が早く出る |
| 方法④:コマンド | ★★★ | 詳細な情報も確認可 |
| 方法⑤:BIOS画面 | ★★★ | 直接設定を確認できる |
特に初心者には、
「システム情報」から確認する方法(方法①)
が最もおすすめです。
BIOS モードは、Windows 11 へのアップデートや、SSD の換装、セキュアブート対応ゲームなど、今後のPC運用で役に立つ非常に重要な情報です。
「うちのPCはどっちなんだろう?」と気になっていた人は、ぜひこの記事の手順を使って確認してみてください。
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