以下に 【Windows 11】検索ボックスの Bing 検索を無効にする方法を、解説します
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【Windows 11】検索ボックスの Bing 検索を無効にする方法を徹底解説
Windows 11 では、タスクバーの検索ボックスやスタートメニューの検索を利用すると、ローカルのファイルだけでなく Bing を使ったオンライン検索結果も表示されます。これは便利な一方で、「ローカルファイルだけを検索したい」「ネット検索は使わない」というユーザーにとっては不要な機能となることがあります。
特に、企業や学校などの環境では、セキュリティや情報管理の観点からオンライン検索が好まれないケースもあります。また、自宅PCでも「検索が遅くなる」「余計な提案が表示される」「プライバシーが気になる」という理由から、Bing 検索を無効にしたいという方が増えています。
本記事では、Windows 11 の検索ボックスに統合されている Bing 検索を無効化する具体的な方法を、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。家庭用 Windows 11 でも、Pro でも使える方法を網羅しています。
目次
- なぜ Bing 検索を無効にしたいのか
- Windows 11 の検索仕様について
- Bing 検索を無効化するための方法
・方法1:レジストリを使って無効化(Home / Pro 共通)
・方法2:グループポリシーから無効化(Pro / Enterprise)
・方法3:プライバシー設定を見直して Bing 提供情報を減らす - 無効化後に起こる変化
- 注意点と元に戻す方法
- まとめ
1. なぜ Bing 検索を無効にしたいのか
Windows 11 の検索は、昔に比べて多機能化し、クラウド検索・AI検索が標準で組み込まれています。しかしその一方で、以下のような不満の声も多く聞かれます。
① 検索が重くなる
Bing と連携しているため、検索のたびにクラウドへアクセスすることがあります。環境によってはローカル検索のレスポンスが遅くなることがあります。
② 広告のような提案が表示される
ニュースやウェブ検索、ショッピング情報など、不要な “提案” が混じる場合があります。これを嫌うユーザーは少なくありません。
③ プライバシーの懸念
検索内容がクラウド(Bing)に送信される仕様が苦手という人もいます。特に業務PCでは問題視されるケースがあります。
④ 純粋にローカル検索だけ使いたい
ローカルのファイル・設定だけに絞って検索したいユーザーも多く、「Bing を使った検索は必要ない」という声もあります。
こういった理由から、Bing 検索を無効にする需要は非常に高まっています。
2. Windows 11 の検索仕様について
Windows 11 の検索は、以下の要素が組み合わさって動作しています。
- ローカル検索(ファイル、アプリ、設定など)
- クラウド検索(Bing)
- 企業アカウントの場合は組織の検索
- AIベースの検索提案機能
そのため、単純に「検索をオフにする」ではなく、Bing 連携部分を特定して無効化する必要があります。
3. Bing 検索を無効化する3つの方法
方法1:レジストリを使って無効化(Home / Pro 共通)
最も強力で確実な方法です。Windows 11 Home でも利用できます。
▼ 手順概要
- レジストリエディタを起動
- Bing 検索を司るキーを作成・変更
- Windows を再起動
以下に詳しく説明します。
▼ 手順1:レジストリエディタを開く
- Windowsキー + R を押す
- regedit と入力
- 「OK」をクリック
ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」を選択します。
▼ 手順2:対象のキーに移動
以下の場所を開きます。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows\Explorer
「Explorer」キーがない場合は右クリックして新規作成してください。
▼ 手順3:値を追加する
DisableSearchBoxSuggestions という DWORD(32ビット)値 を作成し、
値を 1 に設定します。
これにより、Bing を使った検索候補(オンライン検索)が無効化されます。
▼ 手順4:Windows を再起動
設定を反映させるため、必ず再起動しましょう。
▼ 効果
- 検索時に Bing のオンライン検索が出なくなる
- ローカル検索に限定される
- “検索の提案” に表示されるニュースや広告系の内容が非表示に近くなる
方法2:グループポリシーから無効化(Pro / Enterprise)
Windows 11 Pro 以上を使っている場合はこちらが手軽です。
▼ 手順1:グループポリシーエディターを開く
- Windowsキー + R
gpedit.mscと入力→OK
▼ 手順2:以下の項目へ移動
ユーザーの構成
└ 管理用テンプレート
└ Windows コンポーネント
└ エクスプローラー(または検索)
環境によっては「検索」項目にあります。
▼ 手順3:「検索ボックスに Web 結果を表示しない」を有効にする
設定名は環境によって表現が多少異なることがありますが、
内容としては Web検索を禁止するポリシー を有効にします。
▼ 効果
- Bing の検索結果が表示されなくなる
- 管理者が簡単に制御可能
- 企業環境でも使われる一般的な方法
方法3:プライバシー設定を見直して Bing との連携を弱める
完全な無効化ではありませんが、Bing への検索送信を大幅に減らすことができます。
▼ 手順
- 設定を開く(Windowsキー + I)
- プライバシーとセキュリティ を選択
- 検索アクセス許可 を開く
ここで以下をオフにしましょう。
- クラウド コンテンツ検索
- Bing を使用したオンライン検索
Windows のバージョンによって項目名が違うことがありますが、
とにかく「クラウド検索」「Bing」が含まれる項目を非表示にすればOKです。
4. 無効化後に起こる変化
① 検索が軽くなる
オンライン検索が行われないため、検索実行時の負担が減ります。
② 検索結果がローカルだけになる
ファイル、アプリ、設定などの純粋なローカル検索に絞られます。
③ ニュース・広告系の提案が減る
検索窓に表示される余計な提案が大幅に減ります。
④ プライバシーが向上
クラウドに検索語が送信されなくなり、情報収集が減ります。
5. 注意点と元に戻す方法
▼ 注意点
- Windows アップデートで再度オンにされる場合がある
- Insider Preview では設定が変わる可能性がある
- 一部アプリの検索機能と連動しなくなることがある
特に大規模アップデート後は確認をおすすめします。
▼ 元に戻す方法
① レジストリの場合
DisableSearchBoxSuggestions の値を 0 に戻すか、削除します。
② グループポリシーの場合
該当項目を「未構成」または「無効」に戻します。
③ プライバシー設定の場合
オフにした項目を再度オンにするだけでOKです。
6. まとめ
Windows 11 の検索ボックスは便利な反面、Bing との連携によるオンライン検索が不要だと感じるユーザーも多くいます。本記事で紹介した方法を使えば、検索機能をローカル専用に近い状態へ調整でき、プライバシー面や操作性が大きく改善されます。
特に、レジストリを使った方法は Windows 11 Home でも利用でき、確実に Bing 検索を無効化できるためおすすめです。
- しっかり無効化 → レジストリ編集
- 企業・Proユーザー → グループポリシー
- 軽く抑えたい → プライバシー設定
用途に合わせて方法を選び、快適な検索環境を構築してください。


