「Excelの読み取り専用を設定・解除する方法」 を詳しくまとめました。
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Excelの読み取り専用を設定・解除する方法
Excelでは、ファイルを保護する方法はいくつかありますが、その中でも特に使われるのが「読み取り専用」設定です。誤って上書きされるのを防いだり、閲覧だけ許可したいときに非常に便利な機能です。本記事では Excelファイルを読み取り専用にする方法、解除する方法、読み取り専用の発生原因、開けないときの対処まで まとめて詳しく解説します。
目次
- 読み取り専用とは?仕組みとメリット
- Excelで読み取り専用を設定する3つの方法
- Excelの読み取り専用が解除できないときの原因と対処
- 誤って読み取り専用で開いてしまうときの対処
- ファイル共有時に便利な「編集の制限」との違い
- まとめ
1. 読み取り専用とは?仕組みとメリット
読み取り専用とは、Excelファイルを「閲覧のみ可能」にし、上書き保存を防ぐための仕組みです。開いた人は内容を読めますが、同じ名前で保存することができず、変更したい場合は新しい名前でファイルを保存する必要があります。
■ 読み取り専用のメリット
- 誤って上書きされるリスクを防ぐ
- 不特定多数と共有する際の情報保護になる
- 冒頭で警告が出るため意図しない編集を防げる
特に職場での共有ファイルや、バックアップファイルを扱う場合に役立ちます。
2. Excelで読み取り専用を設定する3つの方法
Excelには読み取り専用にする方法が複数あります。目的によって使い分けましょう。
◆ 方法1:ファイル自体を「読み取り専用にする」(Windowsのプロパティ)
一番簡単で、Excel以外の Office アプリでも有効な方法です。
● 設定手順
- Excelファイルを右クリック
2.「プロパティ」を選択 - 下部の「読み取り専用」にチェック
4.「OK」をクリックして保存
これだけで、そのファイルを開くと自動的に読み取り専用になります。
● 特徴
- 最も手軽
- Windows のファイル属性として設定するため、Excel以外でも適用される
- パスワードは不要
◆ 方法2:Excelの「読み取り専用を推奨する」機能を使う
Excel特有の設定で、ファイルを開くときに「読み取り専用で開きますか?」というメッセージを表示できます。
● 設定手順
- Excelファイルを開く
- 左上の「ファイル」 → 「名前を付けて保存」
- 「参照」をクリック
- ダイアログ右下の「ツール」 → 「全般オプション」を選択
5.「読み取り専用を推奨する」にチェック - OK → 保存
● 特徴
- 開くたびにメッセージが出るので、編集ミスを防ぎやすい
- 編集は可能だが、意図しない変更の防止に最適
- パスワードも同じ画面から設定できる
◆ 方法3:パスワード付きで読み取り専用にする(上書き防止)
もっと強固な方法で、「編集するにはパスワードが必要」という設定も可能です。
● 設定手順
- ファイルを開く
2.「ファイル」→「名前を付けて保存」→「参照」
3.「ツール」→「全般オプション」
4.「書き込みパスワード」に任意のパスワードを入力 - OK → 保存
● 特徴
- 編集したい人はパスワードが必要
- 誰でも見れるが、編集できるのは管理者のみ
- 安全性が高い
ファイル共有時に非常に役立つ設定です。
3. Excelの読み取り専用が解除できないときの原因と対処
「読み取り専用を解除したいのにできない」という相談は非常に多いです。
ここでは考えられる原因と、その対処をまとめます。
◆ 原因1:Windowsのファイル属性で読み取り専用が設定されている
プロパティで「読み取り専用」になっている場合は、Excel側で解除できません。
● 対処
- Excelを閉じる
- ファイルを右クリック →「プロパティ」
3.「読み取り専用」のチェックを外す
4.「OK」をクリック
◆ 原因2:他の人がファイルを開いている(共有フォルダ)
共有フォルダのファイルは、誰かが編集中の場合、読み取り専用でしか開けません。
● 対処
- 編集している人に閉じてもらう
- ファイル名の最後に「~$○○」という一時ファイルが残っている場合、削除する
- サーバーやNASの接続状態を確認する
◆ 原因3:パスワード保護されている
書き込みパスワードが設定されている場合、パスワードなしでは編集できません。
● 対処
- パスワードを知っている管理者に確認
- パスワードを入力して編集モードで開く
同期中の競合やロックが原因で読み取り専用になることがあります。
● 対処
- 一度「ファイル」→「名前を付けて保存」で別名保存して編集
- 同期が完了するまで待つ
- OneDriveのアカウントを確認
4. 誤って読み取り専用で開いてしまうときの対処
「読み取り専用を推奨する」が有効になっていると、毎回「読み取り専用で開きますか?」というメッセージが表示されます。
これを解除したい場合は以下の手順。
◆ 「読み取り専用を推奨する」を解除する方法
- ファイルを開く
2.「名前を付けて保存」→「参照」
3.「ツール」→「全般オプション」
4.「読み取り専用を推奨する」のチェックを外す - 保存
これで次回からメッセージが出なくなります。
5. ファイル共有時に便利な「編集の制限」との違い
Excelには「読み取り専用」以外にもファイルの編集を制限する方法があります。
◆ 編集の制限(シート保護)
読み取り専用とは別の仕組みで、
セルの編集、行・列の削除、書式変更などを制限できます。
● 設定方法
1.「校閲」タブ
2.「シート保護」
3. パスワードを設定
● 特徴
- 読み取り専用より細かく制限できる
- セル単位で編集可否をコントロールできる
- 上書き保存は可能
→「上書きはできるが、内容を勝手に変更されたくない」場合に最適
6. まとめ
Excelの読み取り専用は、誤操作を防ぎたいときや、複数人でファイルを共有する場面で非常に役立つ機能です。
目的に応じて3つの方法を使い分けることで、より安全にファイル管理ができます。
◆ 本記事のポイントまとめ
- 読み取り専用の設定方法は 3種類
- Windowsのプロパティで設定
- Excelの「読み取り専用を推奨する」
- パスワード付きで編集を制限
- 解除できない原因は
- ファイル属性のロック
- 他ユーザーが編集中
- パスワード保護
- OneDriveの同期不良
- シート保護と読み取り専用は目的が異なる
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