Contents
【Windows Update自動更新を無効にする】
勝手に再起動させない!安全にアップデートを止める方法
はじめに
Windowsパソコンを使っていて、「作業中に突然再起動された!」「勝手に更新が始まって困る…」という経験はありませんか?
これは Windows Update(ウィンドウズ・アップデート) による自動更新が原因です。
確かにセキュリティのためには重要な機能ですが、
タイミングを選べないと作業効率を大きく下げてしまいます。
この記事では、Windows 10・11で自動更新を一時停止・無効化する安全な方法を、初心者でも分かる手順で詳しく解説します。
1. Windows Updateとは?
Windows Updateは、Microsoftが提供するOSの更新プログラムを自動で配信する仕組みです。
更新内容には、セキュリティ修正・バグ改善・新機能追加などが含まれます。
しかし、自動更新がオンのままだと以下のような問題も発生します。
❌ 自動更新のデメリット
- 作業中に突然再起動される
- ネット回線が重くなる
- 特定のアプリがアップデート後に動かなくなる
こうしたトラブルを防ぐために、一時的に自動更新を止める設定が有効です。
2. 自動更新を「一時停止」する方法(最も簡単)
最も安全で推奨されるのが、「一時停止」機能を使う方法です。
完全に無効化せず、指定期間だけ自動更新を止めることができます。
■ 手順(Windows 10 / 11 共通)
- 設定を開く(
Winキー + I) - 「Windows Update」をクリック
- 「更新の一時停止」を選択
- 停止したい期間(最大35日)を指定
これで、自動更新が一時的に止まります。
期間を過ぎると自動的に再開されるため、安全性も確保できます。
3. 自動更新を「無効」にする方法(より強力)
仕事用PCや検証環境では、完全に更新を止めたいこともあるでしょう。
その場合は、以下のいずれかの方法を使います。
✅ 方法①:サービスを停止する
- Winキー + R を押し、「services.msc」と入力
- 「Windows Update」を探してダブルクリック
- 「スタートアップの種類」を「無効」に変更
- 「停止」をクリックして「OK」
これでWindows Updateのサービス自体が動作しなくなります。
再開したい場合は、同じ手順で「手動」または「自動」に戻せます。
✅ 方法②:ローカルグループポリシーを使う(Pro版限定)
※Windows 10/11 Pro または Enterprise で利用可能。
- Win + R → 「gpedit.msc」を入力
- 「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「Windows Update」
- 「自動更新を構成する」をダブルクリック
- 「無効」を選択 → 「OK」
これで完全に自動更新が無効化されます。
再び有効にしたい場合は「未構成」に戻せばOKです。
✅ 方法③:レジストリを編集する(上級者向け)
※誤操作はシステムに影響するため、バックアップ推奨。
- Win + R → 「regedit」と入力
- 以下のパスを開く:
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU - 「NoAutoUpdate」というDWORD値を作成
- 値を「1」に設定して保存
再起動後、Windows Updateが自動で動かなくなります。
4. 自動更新を止める前に知っておきたい注意点
自動更新を完全に無効にすると、セキュリティリスクも高まります。
したがって以下のポイントを意識しておきましょう。
⚠ 注意ポイント
- 長期間アップデートを止めると脆弱性が放置される
- 定期的に手動で更新をチェックすることが重要
- 安全な環境を維持するなら「一時停止」がおすすめ
5. 自動更新を再開する方法
もし不具合が出たり、再び更新したくなった場合は、以下の手順で元に戻せます。
- 設定 → 「Windows Update」へ
- 「一時停止を解除」または「更新の確認」をクリック
- しばらく待つと再びアップデートが始まります
サービスを停止していた場合は、「services.msc」で「Windows Update」を「自動」に戻すだけです。
6. まとめ
Windowsの自動更新は便利な一方で、制御しづらい一面もあります。
作業中の再起動やトラブルを避けたいときは、
一時停止または無効化の設定を使い分けるのが最適です。
💡 おすすめ設定まとめ
| 目的 | 方法 | 安全性 |
|---|---|---|
| 一時的に止めたい | 設定 → 一時停止 | ◎ 安全 |
| 長期的に止めたい | サービス停止 / グループポリシー | ○ 注意必要 |
| 上級者向けの細かい制御 | レジストリ編集 | △ 慎重に |
7. 結論
Windows Updateの自動更新を適切に制御すれば、
「仕事中に突然更新が走る」「再起動でデータが消えた」などのトラブルを防げます。
アップデートは必要なときに、自分のタイミングで行う。
これが、ストレスなくWindowsを使いこなすコツです。
📘 一言まとめ
自動更新は「便利」だけど「制御」がカギ。
安全に止めて、快適なWindowsライフを!






