PowerPointのデザイナーを無効にする方法|表示される提案を停止する設定を解説
PowerPointで資料を作成していると、スライドの右側に「デザイン アイデア」が表示されることがあります。
これはPowerPointの「デザイナー」と呼ばれる機能で、スライドの内容に合わせてデザインやレイアウトを自動的に提案してくれます。
便利な機能ですが、
- デザインアイデアが毎回表示されて邪魔
- スライドを作るたびに提案が表示される
- PowerPointの動作をシンプルにしたい
- 自分でレイアウトを決めたい
- デザイナーの提案を表示したくない
という場合は、デザイナーを無効にすることができます。
この記事では、PowerPointのデザイナーを無効にする方法をWindows版を中心に解説します。
PowerPointの「デザイナー」とは?
PowerPointのデザイナーは、スライドに入力した文字や画像などを分析し、適したデザインやレイアウトを自動的に提案する機能です。
現在のPowerPointでは、「デザイン アイデア」と表示されることもあります。
例えば、スライドにタイトルと画像を配置すると、画像の配置や文字のレイアウトを変更した複数のデザイン候補が表示されます。
デザインを考える時間を短縮できるため、PowerPoint初心者にも便利な機能です。
一方で、自分でレイアウトを細かく調整したい場合には、提案が頻繁に表示されることを煩わしく感じることがあります。
PowerPointのデザイナーを無効にする方法
PowerPointのデザイナーは、設定から無効にできます。
基本的な手順は以下のとおりです。
ファイル → オプション → 全般 → PowerPoint デザイナー
という順番で設定を確認します。
1.PowerPointを起動する
まずPowerPointを起動します。
既存のプレゼンテーションを開いていても問題ありません。
2.「ファイル」をクリックする
PowerPoint上部にある、
ファイル
をクリックします。
3.「オプション」をクリックする
画面左側のメニューから、
オプション
をクリックします。
「PowerPointのオプション」画面が表示されます。
4.「全般」を選択する
左側のメニューから、
全般
をクリックします。
5.PowerPointデザイナーの設定を確認する
「PowerPoint デザイナー」に関する項目を探します。
ここには、デザインアイデアを自動的に表示するための設定があります。
デザインアイデアを自動的に表示したくない場合は、該当するチェックを外します。
6.「OK」をクリックする
設定を変更したら、
OK
をクリックします。
これでデザイナーによる自動的な提案を停止できます。
デザイナーの提案を手動で表示することはできる?
デザイナーを完全に使わなくするのではなく、必要なときだけ使いたい場合もあります。
その場合は、自動的な提案表示を停止し、必要なときに「デザイン アイデア」を開く使い方がおすすめです。
PowerPointでは「デザイン」タブからデザインアイデアを開いて、必要なときだけ提案を確認できます。
これなら、
普段は表示しない → 必要なときだけ使う
という使い方ができます。
PowerPointのデザイナーが勝手に表示される原因
PowerPointのデザイナーが勝手に表示されるように感じるのは、PowerPointに自動的にデザイン候補を提案する機能があるためです。
例えば、
- 新しいスライドを追加した
- 画像を挿入した
- テキストを入力した
- レイアウトを変更した
といった操作を行ったときに、デザインアイデアが表示されることがあります。
特にMicrosoft 365版のPowerPointでは、オンライン機能と連携してデザイン候補が提供される場合があります。
デザイナーの表示を一時的に閉じる方法
完全に無効にする必要がない場合は、表示されたデザインアイデアのウィンドウを閉じるだけでも構いません。
デザインアイデアのパネルにある「閉じる」ボタンをクリックすると、現在表示されている提案を閉じられます。
ただし、これは機能そのものを無効にする設定ではありません。
再び条件を満たすと、デザインアイデアが表示される場合があります。
「今後も表示してほしくない」という場合は、設定から自動表示を停止する方法がおすすめです。
PowerPointのデザイナーを無効にしても使える?
デザイナーの自動表示を停止しても、PowerPoint自体の基本的な編集機能には影響しません。
例えば、
- テキスト入力
- 図形の挿入
- 画像の挿入
- 表の作成
- グラフの作成
- スライドマスター
- テーマの変更
- アニメーション
- トランジション
などは通常どおり利用できます。
デザイナーを使わなくても、PowerPointで資料を作成することは可能です。
PowerPointのデザイナーを無効にするメリット
デザイナーを無効にすると、次のようなメリットがあります。
自分でレイアウトを決めやすい
デザインアイデアの提案に影響されず、自分でスライドのレイアウトを決められます。
会社指定のテンプレートを使っている場合にも便利です。
デザインアイデアの表示を減らせる
資料を作成するたびにデザイン候補が表示されるのが気になる場合、作業画面をシンプルにできます。
自社テンプレートを使いやすい
会社で決められたPowerPointテンプレートを利用している場合、自動的なデザイン提案が不要なことがあります。
その場合はデザイナーを無効にして、自社テンプレートを使ったほうが作業しやすいケースがあります。
PowerPointのデザイナーを無効にするデメリット
一方で、デザイナーを無効にすると、自動的なデザイン提案を利用できなくなります。
特にPowerPointでデザインを考えるのが苦手な人にとっては、デザインアイデアが便利な場合があります。
そのため、
完全に無効にするのではなく、自動表示だけ停止する
という使い方も検討するとよいでしょう。
デザイナーを無効にしたのに表示される場合
設定を変更したにもかかわらずデザインアイデアが表示される場合は、いくつかの原因が考えられます。
PowerPointを再起動する
設定変更後も表示される場合は、一度PowerPointを終了してから再起動してみましょう。
設定を再確認する
「ファイル」→「オプション」→「全般」を開き、PowerPointデザイナー関連の設定が変更されているか確認します。
Microsoft 365のアカウントを確認する
Microsoft 365を利用している場合、アカウントや組織の設定によって利用できる機能が異なることがあります。
個人で設定した内容だけでは変更できない場合もあります。
組織のポリシーを確認する
会社のパソコンでPowerPointを使用している場合、管理者によってMicrosoft 365やOfficeの機能が制限されていることがあります。
自分で設定を変更できない場合は、会社側の設定が原因である可能性があります。
PowerPointのデザイナーが表示されない場合
逆に、
「デザイナーを使いたいのに表示されない」
というケースもあります。
主な原因としては、
- PowerPointのバージョン
- Microsoft 365の契約状況
- インターネット接続
- Microsoftアカウント
- 組織による機能制限
- PowerPointの設定
などが考えられます。
デザイナーはPowerPointのバージョンや環境によって利用できる機能が異なるため、設定を変更しても表示されない場合があります。
PowerPointのデザイナーを完全に削除する必要はない
PowerPointのデザイナーを使わないからといって、PowerPointからデザイナー機能だけをアンインストールする必要はありません。
基本的には、PowerPointの設定から自動的な提案表示を停止すれば十分です。
PowerPointそのものを削除したり、Windowsの設定を変更したりする必要はありません。
デザイナーを無効にするなら自分でテンプレートを作るのもおすすめ
PowerPointを仕事で頻繁に使う場合、デザイナーに頼るよりも自分専用のテンプレートを作成する方法もあります。
例えば、
- タイトルスライド
- 目次
- 見出し
- 本文
- 画像+文章
- 表
- グラフ
- まとめ
などのレイアウトをあらかじめ作っておきます。
これをPowerPointテンプレートとして保存しておけば、毎回同じレイアウトを使用できます。
特に会社資料では、デザインを統一しやすくなります。
PowerPointのデザイナーを使うか無効にするか
デザイナーは便利な機能なので、すべての人が無効にする必要はありません。
用途によって使い分けるのがおすすめです。
| 利用シーン | おすすめ |
| デザインが苦手 | デザイナーを利用 |
| 素早く資料を作りたい | デザイナーを利用 |
| 自分でレイアウトを作りたい | 自動表示を停止 |
| 会社指定のテンプレートを使用 | 無効化がおすすめ |
| 毎回提案が表示されるのが邪魔 | 無効化がおすすめ |
| PowerPoint初心者 | まずは利用してみる |
デザインに慣れている場合は、自分でレイアウトを作成したほうが効率的な場合もあります。
PowerPointのデザイナーを無効にする方法まとめ
PowerPointのデザイナーは、スライドの内容に合わせてデザインやレイアウトを提案してくれる便利な機能です。
しかし、毎回デザインアイデアが表示されるのが邪魔な場合や、自分でレイアウトを管理したい場合は、自動表示を停止できます。
基本的には、
ファイル → オプション → 全般 → PowerPoint デザイナー
からデザイナー関連の設定を確認します。
また、完全に使わなくするのではなく、自動表示だけ停止して必要なときに手動でデザインアイデアを利用する方法もあります。
会社のテンプレートを使って資料を作成する場合は、デザイナーを無効にして、自社テンプレートやスライドマスターを利用するほうが資料のデザインを統一しやすくなります。
PowerPointを自分の作業スタイルに合わせたい場合は、デザイナーの自動表示を見直してみましょう。
よくある質問
PowerPointのデザイナーを無効にするにはどうすればいいですか?
「ファイル」→「オプション」→「全般」からPowerPointデザイナーに関する設定を確認し、自動的なデザイン提案を停止します。
PowerPointのデザインアイデアを表示させない方法は?
PowerPointのオプションにあるデザイナー関連の設定から、自動的にデザインアイデアを表示する設定をオフにします。
デザイナーを無効にするとPowerPointが使えなくなりますか?
いいえ。
デザイナーを無効にしても、PowerPointの通常の編集機能はそのまま利用できます。
デザイナーを一時的に閉じることはできますか?
できます。
表示されたデザインアイデアのパネルを閉じれば、一時的に非表示にできます。
ただし、自動表示の設定を変更していない場合は、再び表示されることがあります。
デザイナーを無効にしても表示される場合は?
PowerPointを再起動して設定を確認してください。
会社のパソコンの場合は、管理者によるMicrosoft 365の設定やポリシーが影響している可能性もあります。
デザイナーを無効にしても自分でデザインを変更できますか?
もちろんできます。
テーマ、スライドマスター、図形、画像、フォントなどを使って、これまでどおり自由にスライドをデザインできます。

