といった悩みを解決します。
・エクセルで循環参照を解消したい
・具体的な循環参照のエラーを解決方法
・これでエクセルもエラー出てこないね!
本日は、エクセルで循環参照が出てきた時に見つけ方についてわかりやすくお伝えします。
Excelやスプレッドシートを使っていると、「循環参照(じゅんかんさんしょう)」というエラーに出くわすことがあります。これは、数式の中で自分自身や相互に依存し合うセルを参照してしまっている状態で、計算が無限ループに陥ってしまうことを意味します。
ここでは、循環参照とは何か、見つけ方、そして解消方法まで、丁寧に解説します。
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Contents
【EXCEL】循環参照の見つけ方をわかりやすく解説。エラーを削除したい!

Excelやスプレッドシートを使っていると、「循環参照(じゅんかんさんしょう)」というエラーに出くわすことがあります。これは、数式の中で自分自身や相互に依存し合うセルを参照してしまっている状態で、計算が無限ループに陥ってしまうことを意味します。
ここでは、循環参照とは何か、見つけ方、そして解消方法まで、丁寧に解説します。
■ 循環参照とは?
● 定義
循環参照とは、「セルA1がセルB1を参照し、B1がまたA1を参照している」といったように、数式が自分自身、または他のセルとの相互依存によってループしてしまっている状態を指します。
たとえば、以下のような数式は循環参照です:
-
A1セル:
=B1 + 1
-
B1セル:
=A1 + 1
この状態では、ExcelがA1とB1の値を確定できないため、計算エラーになります。
■ 循環参照の見つけ方(Excel)
【方法①】エラーメッセージで確認
循環参照があると、Excelの画面下部に**「ステータスバー」に「循環参照」**と表示されます。また、最初に循環参照が発生した場合、ポップアップメッセージで通知されることもあります。
【方法②】数式タブの「エラーチェック」から確認
-
Excelの上部メニューから「数式」タブを開く
-
「エラーチェック」グループの中の**「エラーチェック▼」をクリック**
-
**「循環参照」**を選択すると、循環参照があるセルのリストが表示されます
これをクリックすると、循環参照しているセルにジャンプできます。
【方法③】数式の依存関係を確認
循環しているか確認したいセルを選択した状態で:
-
「数式」タブ →「数式のトレース」グループから
-
「参照元のトレース」…そのセルが参照しているセルを矢印で表示
-
「参照先のトレース」…そのセルを参照しているセルを表示
-
これを使えば、どのセルが相互に関係しているかをビジュアルで把握できます。
【方法④】「名前の管理」で確認
名前付きセルが循環参照の原因になっている場合もあるため、「数式」タブ →「名前の管理」で確認できます。
■ 循環参照を見つけるときのコツ
-
エクセルファイルが重くなった、反応が鈍くなったと感じたら、循環参照を疑ってみる
-
一部のセルだけが更新されない場合も、原因が循環参照のことがあります
-
「複数のシートをまたいで参照していると気づきにくい」ため、数式トレースで確認するのがおすすめ
■ 循環参照を使うこともできる?
実は、Excelでは「反復計算(iteration)」という機能を使って、意図的に循環参照を活用することも可能です。
【使い方】
-
「ファイル」→「オプション」→「数式」
-
「反復計算を有効にする」にチェックを入れる
-
「最大反復回数」や「変化の最大値」などを設定
たとえば、ローンの元利合計の試算などで、あるセルの結果が別セルの条件によって変化するような複雑な関係をモデル化する際に使用されます。
注意:通常業務では、意図せず循環参照になるのが大半なので、初心者のうちは極力使わない方が無難です。
あとがき
本日は、エクセルで循環参照が出てきた時に見つけ方についてわかりやすくお伝えしました。
循環参照は、特に複雑な関数を使ったり、複数人で編集しているExcelファイルに多く発生します。知らないうちに循環が起こっていると、重要な数値が間違って計算されている可能性もあるため、こまめなチェックが重要です。
疑わしいと感じたら「数式タブ」の機能を活用して、構造を可視化することがトラブル回避のカギになります。
このブログではパソコンやスマホで知っているとちょっとした便利なツールやテクニックを紹介しています。ぜひぜひ気になる記事を見てみてください。
それでは良き、PCライフを!!