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Excelで空白セルを一括削除する方法

Excelで空白セルを一括削除する方法

Excelでは、表の中に空白セルが大量にあると、データ整理や並べ替えがしづらくなることがあります。

空白セルを1つずつ削除するのではなく、「ジャンプ」機能を使えば、選択した範囲の空白セルを一括で選択して削除できます。

1. 空白セルを一括削除する基本方法

もっとも簡単なのが「ジャンプ」機能を利用する方法です。

手順1:削除したい範囲を選択

まず、空白セルを削除したい表の範囲を選択します。

例えば、A1~D20の範囲から空白セルを探したい場合は、A1~D20を選択します。

ポイント

表全体を選択してから操作することで、対象範囲内の空白セルをまとめて処理できます。

手順2:「ジャンプ」を開く

キーボードで、

Ctrl + G

を押します。

「ジャンプ」ダイアログボックスが表示されます。

または、

ホーム → 検索と選択 → 条件を選択してジャンプ

から開くこともできます。

手順3:「セル選択」をクリック

「ジャンプ」画面の左下にある、

セル選択

をクリックします。

すると「選択オプション」が表示されます。

手順4:「空白セル」を選択

「選択オプション」の中から、

空白セル

を選択して「OK」をクリックします。

これで、選択範囲内にある空白セルだけが一括で選択されます。

手順5:右クリックして「削除」

空白セルが選択された状態で、選択範囲内を右クリックします。

削除

をクリックします。

すると「削除」ダイアログボックスが表示されます。

ここで、

  • 左方向にシフト
  • 上方向にシフト
  • 行全体
  • 列全体

から削除方法を選択できます。

通常の表で空白部分を詰めたい場合は、データの構造に合わせて選択します。

2. 空白セルを削除して上に詰める方法

例えば、次のようなデータがあるとします。

A列
りんご
みかん
バナナ
ぶどう

空白セルを削除してデータを上に詰めたい場合は、

空白セルを選択 → 右クリック → 削除 → 上方向にシフト

を選択します。

すると、

A列
りんご
みかん
バナナ
ぶどう

という形になります。

3. 空白セルを削除して左に詰める方法

横方向にデータが並んでいる場合は、「左方向にシフト」を利用します。

例えば、

A B C D E
りんご みかん バナナ

となっている場合、

削除 → 左方向にシフト

を選択すると、

A B C
りんご みかん バナナ

のように空白部分を詰められます。

4. 行ごと削除したい場合

「空白セルだけを削除する」のではなく、空白になっている行そのものを削除したい場合は注意が必要です。

例えば、

A B C
100 商品A 500
200 商品B 800
300 商品C 600

このような表で、完全に空白になっている行を削除したい場合があります。

この場合は、空白セルを選択した後に「行全体」を選択すると、空白行を削除できます。

ただし、表の途中に一部だけ空白になっているセルがある場合は注意してください。

例えば、

A B C
100 商品A 500
200 800
300 商品C 600

この場合、B2だけが空白です。

「空白セルを選択して行全体を削除」すると、B2が空白というだけで2行目そのものが削除されてしまいます。

そのため、行全体を削除する場合は、「完全に空白の行だけを削除したいのか」を確認してから操作してください。

5. Excelの「フィルター」を使って空白行を削除する方法

大量のデータを扱う場合は、フィルターを使う方法も便利です。

例えば、

A B C
商品A 100 東京
商品B 200 大阪
商品C 東京
商品D 300 東京

というデータがあるとします。

「B列が空白のデータだけを削除したい」という場合は、フィルターを使用できます。

手順

  1. 表を選択
  2. データ → フィルター
  3. B列の▼をクリック
  4. 「空白」のみにチェック
  5. 表示された行を選択
  6. 行を削除
  7. フィルターを解除

この方法なら、特定の列が空白になっている行だけを削除できます。

6. 「空白セルの削除」と「Deleteキー」は違う

ここはExcel初心者が間違いやすいポイントです。

空白セルを選択して、

Deleteキー

を押しても、基本的にはセルの内容が消えるだけです。

セルそのものがなくなって、周囲のセルが詰まるわけではありません。

例えば、

A B C
りんご みかん バナナ

B2を削除しても、

A B C
りんご バナナ

となるだけです。

一方、

右クリック → 削除 → 左方向にシフト

を選べば、

A B
りんご バナナ

のようにセルを詰めることができます。

7. 空白セルを削除するときの注意点

空白セルの一括削除は便利ですが、表の構造によっては意図しないデータ配置になることがあります。

特に注意したいのが、複数列で構成された表です。

例えば、

名前 年齢 住所
山田 30 東京
佐藤 大阪
鈴木 25 福岡

この表で「空白セルを削除→上方向にシフト」をすると、年齢だけが詰められてしまいます。

その結果、データの対応関係が崩れる可能性があります。

表形式のデータでは、単純に空白セルを削除するのではなく、空白になっている行を削除するほうが安全な場合があります。

8. 目的別のおすすめ方法

やりたいこと おすすめ方法
空白セルを一括選択したい 「ジャンプ」→「空白セル」
空白セルを上に詰めたい 「削除」→「上方向にシフト」
空白セルを左に詰めたい 「削除」→「左方向にシフト」
空白行を削除したい 行全体を削除
特定列が空白の行を削除したい フィルター
セルの内容だけ消したい Deleteキー

まとめ

Excelで空白セルを一括削除するなら、基本は、

範囲を選択 → Ctrl+G → セル選択 → 空白セル → OK → 削除

という流れです。

ただし、複数列の表では空白セルだけを削除すると他のデータとの対応関係が崩れることがあります。

「空白セルを詰めたい」のか、「空白行そのものを削除したい」のかを判断してから操作するのがポイントです。