Contents
【Excel】カレンダーで月が切り替わる仕組みを作成する方法を解説
Excelでは、関数や入力規則を活用することで「月を切り替えるだけで自動更新されるカレンダー」を作成できます。毎月新しいカレンダーを作り直す必要がなく、予定表やシフト管理、タスク管理にも便利です。
特に、会社のスケジュール表や家庭用カレンダーをExcelで管理している人にとっては、一度作ってしまえば長く使える便利な機能になります。初心者の方でも、基本的な関数を使うだけで簡単に作成できるため、難しいマクロやVBAの知識は必要ありません。
また、月が自動で切り替わるカレンダーは見た目も整いやすく、印刷用としても非常に便利です。年ごとにテンプレートを作っておけば、毎年使い回すこともできます。
この記事では、Excelで月切り替え式のカレンダーを作る方法を、初心者向けに順番にわかりやすく解説します。実際に使う関数や設定方法、便利なカスタマイズ例まで紹介するので、ぜひ最後まで参考にしてください。
カレンダーの基本構成を作成する
まずは、カレンダーの土台を作成します。最初に曜日を横方向へ並べ、その下に日付が表示される形を作ります。
曜日を入力する
1行目に以下のように入力します。
| A列 | B列 | C列 | D列 | E列 | F列 | G列 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
その下に日付を表示するスペースを確保します。一般的には6行程度あれば十分です。
次に、年と月を入力するセルを作成します。例えば以下のように設定します。
- B1 → 年
- C1 → 月
例:
- B1:2026
- C1:5
この2つの数字を変更するだけで、カレンダー全体が切り替わる仕組みを作っていきます。
セルの幅や高さを調整すると、見やすいカレンダーになります。中央揃えや罫線を使うと、より本格的な見た目になります。
DATE関数で基準日を作成する
月切り替えカレンダーでは、まず「その月の1日」を取得する必要があります。ここで活躍するのがDATE関数です。
例えば、以下のような数式を入力します。
=DATE(B1,C1,1)
この数式は、
- B1 → 年
- C1 → 月
- 1 → 日
を意味しています。
つまり、B1に2026、C1に5を入力すると「2026/5/1」が表示されます。
この日付を基準にして、カレンダーの日付を自動表示させていきます。
さらに、曜日を判定するためにWEEKDAY関数も利用します。
=WEEKDAY(DATE(B1,C1,1))
これにより、その月の1日が何曜日なのか取得できます。
例えば、
- 1 → 日曜日
- 2 → 月曜日
- 3 → 火曜日
のように番号で返されます。
この情報を使うことで、正しい位置から日付を表示できるようになります。
月が切り替わるカレンダーを作成する
次に、実際に月を変更すると自動更新される仕組みを作ります。
最初の日付セルに以下のような数式を入力します。
=DATE($B$1,$C$1,1)-WEEKDAY(DATE($B$1,$C$1,1))+1
この数式によって、カレンダー開始位置の日曜日を取得できます。
あとは横方向へ「+1」ずつ増やしていくだけです。
例えば隣のセルには、
=前のセル+1
を入力します。
これを横・縦へコピーすれば、カレンダーの日付が自動で並びます。
最後に表示形式を変更します。
日付を「日」だけ表示する
- セルを選択
- 右クリック
- 「セルの書式設定」
- 「表示形式」
- 「ユーザー定義」
- 「d」を入力
これで「1」「2」「3」のように日だけ表示されます。
B1やC1の数字を変更するだけで、自動的に月が切り替わるカレンダーが完成します。
条件付き書式で土日を色分けする
カレンダーを見やすくするために、土日を色分けすると便利です。
Excelの「条件付き書式」を使えば自動で色分けできます。
日曜日を赤色にする方法
- カレンダー範囲を選択
- 「ホーム」
- 「条件付き書式」
- 「新しいルール」
- 「数式を使用」を選択
数式に以下を入力します。
=WEEKDAY(A1)=1
書式から赤色を設定します。
土曜日を青色にする方法
=WEEKDAY(A1)=7
こちらは青色に設定します。
これにより、月が切り替わっても自動で土日が色分けされます。
さらに祝日管理を追加すれば、本格的なスケジュール表としても利用できます。
入力規則を使って月を選択式にする
毎回数字を入力するのが面倒な場合は、プルダウンで月を選べるようにすると便利です。
設定方法
- 月入力セルを選択
- 「データ」
- 「データの入力規則」
- 「リスト」を選択
- 元の値に以下を入力
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12
これで、プルダウンから月を選択できるようになります。
年も同様に設定可能です。
入力ミス防止にもなるため、業務用テンプレートにもおすすめです。
まとめ
ExcelではDATE関数やWEEKDAY関数を活用することで、月が自動で切り替わる便利なカレンダーを作成できます。
特別な知識がなくても、基本的な関数だけで実現できるため、初心者にもおすすめです。さらに条件付き書式や入力規則を組み合わせれば、見やすく実用的なカレンダーへカスタマイズできます。
一度作成しておけば、毎月作り直す必要がなくなり、スケジュール管理や予定表作成の効率が大幅に向上します。仕事用・家庭用どちらにも活用できるので、ぜひ自分専用のカレンダー作成に挑戦してみてください。


