Windows 11で自動起動するアプリを停止する方法
Windows 11では、パソコンの電源を入れてWindowsにサインインしたときに、アプリが自動的に起動することがあります。
不要なアプリが多いと、Windows 11の起動が遅くなったり、起動直後のメモリ・CPU使用量が増えたりする場合があります。Microsoftも、不要なスタートアップアプリを無効にすることで起動時間やバックグラウンド処理を改善できると案内しています。
今回は、特に簡単な方法を3つ紹介します。
方法1:「設定」から自動起動を停止する
もっとも簡単なのが、Windows 11の「設定」から変更する方法です。
1. 「設定」を開く
スタートボタン →「設定」をクリックします。
または、
Windowsキー + I
を押しても設定を開けます。
2. 「アプリ」を開く
左側のメニューから、
「アプリ」→「スタートアップ」
をクリックします。
3. 自動起動を停止する
「スタートアップ アプリ」の一覧が表示されます。
例えば、
- Microsoft Teams
- OneDrive
- Discord
- Steam
- Spotify
- Adobe関連アプリ
- メーカー製ユーティリティ
などが表示されます。
自動起動させたくないアプリを探し、右側のスイッチを
「オン」→「オフ」
に変更します。
これで、そのアプリはWindowsへのサインイン時に自動起動しなくなります。
方法2:タスクマネージャーから停止する
より詳しく確認したい場合は、タスクマネージャーを使う方法がおすすめです。
タスクマネージャーでは、スタートアップへの影響度も確認できます。
1. タスクマネージャーを開く
キーボードで、
Ctrl + Shift + Esc
を同時に押します。
タスクマネージャーが起動します。
2. 「スタートアップ アプリ」を開く
左側のメニューから、
「スタートアップ アプリ」
をクリックします。
3. 停止したいアプリを選択
自動起動を停止したいアプリをクリックします。
その後、
「無効化」
をクリックします。
またはアプリを右クリックして、
「無効化」
を選択します。
Microsoftによると、タスクマネージャーではスタートアップへの影響が「低い」「中程度」「大きい」などで表示されます。
「スタートアップへの影響」を確認する
タスクマネージャーでは、アプリによってスタートアップへの影響が異なります。
目安として、
| 表示 | 目安 |
| なし | 無効化されている |
| 測定されていない | 影響を測定するデータがない |
| 低い | 起動への影響が小さい |
| 中程度 | ある程度影響する |
| 大きい | 起動時間への影響が大きい |
となっています。
特に「大きい」と表示されている不要なアプリから停止すると、Windowsの起動時間短縮につながる可能性があります。
方法3:「スタートアップ」フォルダーから停止する
設定やタスクマネージャーに表示されないアプリが自動起動している場合は、スタートアップフォルダーを確認します。
1. 「ファイル名を指定して実行」を開く
Windowsキー + R
を押します。
2. コマンドを入力
以下を入力します。
shell:startup
Enterキーを押します。
すると、現在のユーザー用のスタートアップフォルダーが開きます。
Microsoftも、スタートアップフォルダーに登録されているアプリはここから確認できると案内しています。
3. 不要なショートカットを削除する
フォルダー内に自動起動させたくないアプリのショートカットがあれば削除します。
注意:ここで削除するのはアプリ本体ではなく、スタートアップフォルダー内のショートカットです。
自動起動を停止してもアプリは削除されない
ここは重要です。
スタートアップアプリを「無効」にしても、アプリそのものがアンインストールされるわけではありません。
例えば、Spotifyの自動起動を無効にしても、
Spotify自体は普通に使用できます。
必要になったときにスタートメニューなどから手動で起動できます。
無効にしても問題ないアプリは?
基本的には、「Windows起動時に使う必要がないアプリ」を無効化するのがおすすめです。
例えば、
無効化を検討しやすいもの
- Discord
- Spotify
- Steam
- Teams
- Zoom
- Adobe関連の常駐アプリ
- 使用していないクラウドストレージアプリ
- 使用頻度の低いランチャー
- ゲームランチャー
などです。
ただし、アプリによっては自動起動が必要なものもあります。
無効化しないほうがいいもの
以下のようなものは、むやみに無効化しないほうが安全です。
- Windowsのシステム関連
- セキュリティソフト
- PCメーカーの重要なシステムユーティリティ
- タッチパッド関連
- キーボード関連
- グラフィックドライバー関連
- オーディオドライバー関連
- ハードウェア制御ソフト
特に、名前を見ても何のアプリなのかわからないものは、一旦そのままにしておくのがおすすめです。
Windows 11の起動を速くしたいなら「大きい」ものから
Windows 11の起動が遅い場合は、タスクマネージャーの
「スタートアップ アプリ」
を開いて確認してみましょう。
そして、
- 「スタートアップへの影響」を確認
- 「大きい」のアプリを確認
- 不要なアプリを無効化
- PCを再起動
- 起動速度を確認
という流れがおすすめです。
ただし、「大きい=必ず無効化すべき」ではありません。
普段から使うアプリなら、起動時に立ち上がるメリットもあります。
自動起動を停止する方法まとめ
| 方法 | 難易度 | おすすめ |
| 設定から変更 | ★ | ◎ |
| タスクマネージャー | ★★ | ◎ |
| スタートアップフォルダー | ★★ | ○ |
一番おすすめなのは、タスクマネージャーから「スタートアップへの影響」を確認して、不要なアプリを無効化する方法です。
Windows 11の起動が遅い場合は、スタートアップアプリの整理に加えて、スタートアップ無効化・SSDの状態確認・メモリ不足・Windows Update後の遅延なども合わせて確認すると効果的です。

