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【書評】ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた(原田まりる)感想

哲学書が気になる人
哲学書が気になる人
「読みやすい哲学書を探しています。何か手を出しやすい哲学の入門書とかありませんか?」

といった悩みを解決します。

本記事の内容

・哲学書(ニーチェ)が色々と教えてくれるお話が気になるなら
・JKである主人公アリサの体験を通して楽しく哲学を学べる
・原田まりるさんファン、ラファエルのサブチャンネルファン向け

初の書評記事となります。
ブログと言えば本のレビュー感想記事は鉄板でしょう!

というわけで「ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。」をさっそく読了しました!

読んでみた率直に感じた事、どんな方にオススメな本なのか?、読了後の私への変化などを完結にお伝えしていきたいと思います。

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本書は、日本の作家、コラムニスト、哲学ナビゲーター、アイドル(レースクイーン)
原田 まりるさん (著)によるニーチェを中心とした哲学書です。ビジュアルがお美しいだけでなく、文才もお持ちな方です。素敵ですね。

表紙も可愛らしい女の子が目印です。つまり、ラノベコーナーにあってもまったく違和感なし。ダイヤモンド社より出版されています。

どんな本かといいますと「過去の哲学者たちが現代の人々に憑依して、主人公の女の子に語りかけます。」というお話ですね。ニーチェを中心とした哲学者たちから主人公アリサが哲学を通して気付きと学びを得るという感動ストーリーです。

 

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。感想

手に取ったきっかけは?

哲学書に被れてみたくなったときに知った本書。本書を知ったきっかけは、人気Youtuberラファエルのサブチャンネルで紹介されていたので気になり、さっそく買って速攻読破しました。

こちらがその時の動画です!

推しすぎwww 買うしかねぇよ!!
動画を見るときっと本書を買ってしまっているだろう。
ラファエルさんセールス上手すぎ!

あとは、単純に哲学書に興味があったけど手を出すきっかけがなかったのでちょうどよかったということもありますね。

 

ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた、あらすじ

「祝福できないならば呪うことを学べ」

「私はニーチェだ。お前に会いに来てやった」
目の前に立ちはだかった男は、たしかにそう言った。
「えっと、すみません地と違いじゃないですか?」
「今日、縁きり神社で、お願いしただろう?悪縁を切り、良縁を結びたい。これまでの古い自分から、新しい自分に生まれ変わりたい、と。
私はお前を『超人』にするために、こうしてやって来た」

17歳の女子高生・児嶋アリサはアルバイトの帰り道、「哲学の道」で哲学者・ニーチェと出会います。
哲学のことを何も知らないアリサでしたが、その日をさかいに不思議なことが起こり始めます。

ニーチェ、キルケゴール、サルトル、ショーペンハウアー、ハイデガー、ヤスパースなど、哲学の偉人達がぞくぞくと現代的風貌となって京都に現れ、アリサに、『哲学する』とは、何かを教えていく感動の物語。

 

 

読んでみて思った事と自分が得た事

まず主人公アリサとニーチェを中心とした会話形式の読みやすい本。ラノベ風に近いですね。読みながら、非日常と日常の中で哲学をニーチェを含め、いろいろと学べます。

登場人物:みんなキャラ立ってますw
・フリードリヒ・ニーチェ
・セーレン・キルケゴール
・アルトゥル・ショーペンハウアー
・ジャン=ポール・サルトル
・マルティン・ハイデガー
・カール・ヤスパース

哲学者ではありませんが、ニーチェの友人であるリヒャルト・ワーグナーも登場します。

時事ネタや普通に現代の流行物が出てくるあたりが読みやすい。ツイッターとか出てきますからねw

哲学をかなり嚙み砕いているはずですが、なかなか言っていることは難しいっす。2、3度文脈を読み返したり、自分の今の生活と照らし合わせて、深く考えるシーンも何度かありました。

 

こんな方に読んで欲しいですね。

・哲学書を読んでみたいが、何から読めば良いかわからない人
・自分のことが好きではない人、今にもやっとしている人

著書:原田まりるさんの本は他にこれがあるよ!

まいにち哲学
私の体を鞭打つ言葉
ぴぷる

他にも多数出版されているようです。書籍によって出版社が違ったりしますね。電子書籍(Kindle)も発売しているのでかさばるのが嫌な方はそちらを買うのもありですね。

 

あとがき

本書では、京都を舞台に主人公アリサ(JK)を通して人生の問題における「哲学とはなにか?」という点をストーリーを交えて語られています。

何となく人生に漠然とした迷いや不安がある人、哲学というジャンルが気になる人ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか?

ここ2年ほど実はかなり自己啓発の一環として、読書しています。読んだ内容を日常やブログ運営へ取り入れていますが、書評という形でアウトプットしていくことも大事だなと思いましたのでこれからちょいちょい書評を綴っていこうと思います。

読者の方にとっても役立つコンテンツになれば幸いです。

 

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